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享栄と至学館が東海大会へ 県高校野球準決勝

2021年10月4日10時30分 朝日新聞デジタル

 第74回愛知県高校野球選手権大会(県高校野球連盟主催)の準決勝が3日、小牧市民球場であり、享栄と至学館が東海大会(30日開幕、愛知県)への出場を決めた。享栄は6年ぶり、至学館は2年連続の出場。両校による決勝(午後0時半)と、残る1枠の東海大会出場をかけた中部大春日丘と星城の3位決定戦(午前10時)は、9日に岡崎市民球場で予定されている。

 ■中部大春日丘―享栄

 享栄が12安打を放ち、攻守で圧倒した。三回2死満塁から藤本の適時打で2点を先制すると、西田が五回に2点三塁打、七回には2点本塁打で突き放した。先発藤本は被安打3の好投。中部大春日丘は七回に満塁の好機を作ったが、あと1本が出なかった。

 ■星城―至学館

 至学館は1点を追う九回、先頭が四球で出ると強攻。兜(かぶと)森の左前安打などで無死一、三塁とし、後続の遊ゴロ併殺打の間に同点。なお2死二塁と攻め、代打の竹林がサヨナラの中前適時打を放った。星城は先発田島が好投したが、相手を突き放せなかった。

 ■代打でサヨナラ打 至学館・竹林選手

 最大のチャンスは土壇場で訪れた。同点に追いついて迎えた九回裏2死二塁、至学館の攻撃。一打サヨナラの好機で、代打の竹林海翔(ひろと)選手(2年)は「次来た球を死ぬ気で打つ」。2ストライクに追い込まれ、5球目。外角高めのスライダーに食らいつくと、今大会自身初安打となる打球はサヨナラ中前適時打に。

 「これまでの打席では前のめりになる癖があり、球を詰まらせたり打ち上げてしまったりしていた」と竹林選手。この日は早朝のバッティング練習から引きつけて打つことを意識した。「最高の形で結果が出てくれた」と笑顔を見せた。

 麻王義之監督は「『僕で勝負してくれ』という気合の入った顔をベンチでしていたので、何かやってくれると思った。打撃不振に悩んだ時期もあっただけに、執念の打球でした」と目を細めた。

 竹林選手は「決勝でもチーム一丸となって、最後まであきらめないプレーをしたい。必ず優勝して東海大会に行く」と力を込めた。(仲川明里)

 ■柔の投球ビシッ 享栄・藤本投手

 2000年の春を最後に甲子園から遠ざかる享栄。今夏も準優勝でつかめなかった悲願に向け、エース左腕の藤本逸希投手(2年)が投打でチームを引っ張った。130キロ台の直球に、フォークやスライダーを左右に散らして相手に的を絞らせない。五回1死まで一人の走者も許さなかった。大藤敏行監督からは「完全試合を狙え」とも言われたが、「打者一人一人、打たせてとる自分の投球を心がけた」と言う。

 178センチ、81キロと体格は立派だが、持ち味は剛より「柔」。この日も初安打を許した五回。むきにならず、続く打者は91キロの緩いチェンジアップで三振を奪った。今大会は2回戦からの4試合を一人で投げ、34回で防御率1・05、42奪三振。この日は、打者としても意識しているという「軽打」で先制打を放った。

 中京大中京で全国優勝経験のある名将大藤監督をして「常に試合をつくれる。私の中でも最高ランクの投手」と評する。藤本投手は「悔しい思いをした先輩のためにも、僕らの代は涙を見せないようにと誓った。次もチームを勝たせたい」。(土井良典)

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