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帝京の新監督、秋の初戦大勝 前田前監督が再生託す

2021年9月12日15時46分

 新しく金田優哉監督(36)となった帝京が12日、秋季東京都高校野球大会1次予選の初戦に臨み、八丈に12―0で五回コールド勝ちした。春夏3度の優勝を含む甲子園通算51勝の前田三夫監督が今夏限りで退任。チームを引き継いだ金田監督は「秋は優勝しかない」と、選抜出場に向けて決意を語った。

 試合は帝京高校グラウンドであった。8―0で迎えた五回。1死満塁から1番小島慎也選手(2年)が初球をとらえて満塁本塁打、コールド勝ちを決めた。小島は4安打5打点の活躍で「チームに勢いをつけたかった。甲子園を目指して頑張りたい」。エース高橋蒼人投手(1年)は五回参考記録ながら無安打無得点試合を達成。「先輩たちの思いも背負って、エースとして引っ張りたい」と話した。

 チームは2011年夏を最後に甲子園から10年遠ざかっている。金田監督は、前田監督時代、コーチを務めていたが、再生を託され、「プレッシャーしかありません。不安で押しつぶされそうだけれど、母校で教えるのは幸せなこと」。前田さんからは「やってみろ」と言われたという。

 今夏は東東京大会4強。金田監督は「目指しているのはベスト4じゃない、絶対優勝しよう、と」。自身は2年だった02年夏の甲子園で4強。「グラウンドに入った時の感動が忘れられない。行進の時の足の感触は今でも覚えている」。甲子園のすばらしさを、選手たちにも味わってほしいと思っている。(野田枝里子)

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