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智弁和歌山、19年ぶりの決勝進出決める 近江に5―1

2021年8月29日09時00分

 全国制覇まで、あと一つ――。智弁和歌山は大会14日目の28日、準決勝で近江(滋賀)を5―1で下し、19年ぶりの決勝進出を決めた。先発の中西聖輝君(3年)は1失点で完投した。打線は主将の宮坂厚希君(3年)が4安打と活躍。初回から優位に試合を進めた。決勝は29日(午後2時開始予定)、21年ぶりの優勝をかけて、兄弟校の智弁学園(奈良)と対戦する。

     ◇

 中谷仁監督が準決勝のマウンドを託したのは、エースの中西聖輝君(3年)だった。前半は安打や四球で出した走者を背負うこともあったが、味方が2点を加えてくれた直後の六回以降は圧巻の投球内容だった。「野手が本当にがんばってくれていたので、その流れに乗れた。点差が開いて気持ちに余裕が出て、力いっぱい投げられたのかなと思う」。六回は主軸を連続三振と右飛で三者凡退に。再び上位打線を迎えた八回は3者連続三振に仕留め、試合の流れを決めた。

 世代ナンバーワンとも言われ、比較され続けた市和歌山のエース小園健太君(3年)に昨秋の近畿大会で投げ負け、選抜大会出場を逃した。甲子園のマウンドは、最後の夏にライバルに雪辱し、ようやくたどり着いた夢舞台だった。

 事実上の初戦となった3回戦の高松商戦で、先発を任された。八回まで本塁打の1失点のみに抑えたが、九回に安打と四死球で満塁とされ、味方の悪送球も絡み2失点。完投まであと1アウトで降板した。「反省するポイントの方が多い。最後の最後まで気を抜かず、次も全力で投げていきたい」。試合後、そう話していた。

 この日は最後まで盤石だった。九回、5球で2アウトをとり、次の打者を迎えた。「初戦のことが頭をよぎった。一度気を締め直して最後の打者に臨めた」。143キロの直球で遊ゴロに打ち取り、試合を締めくくった。

 次戦は決勝。和歌山大会を制した際、「選抜を逃し『強くない代』と言われてきたが、全員で優勝をもぎ取れた」と喜んだ中西君。決勝に向けて「全員野球で、全力で臨みたい」と意気込んだ。悲願の甲子園優勝まで、あと1勝だ。(滝沢貴大)

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