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石見智翠館、4強ならず

2021年8月27日09時00分 朝日新聞デジタル

 第103回全国高校野球選手権大会で準々決勝に進出した石見智翠館は26日、智弁和歌山と対戦し、1―9で敗れた。県勢9年ぶりとなる初戦突破を果たし、3回戦も接戦をサヨナラで制して8強まで勝ち進んだが、全国の壁はまだまだ厚かった。

     ◇

 「腕振って攻めていけ」「思い切ってバット振れ」

 先行され、打線も相手投手の速球をとらえきれない苦しい展開だったが、石見智翠館の主将、山崎凌夢君(3年)は、最後まで仲間たちへ声をかけ続けた。

 5月の終わり、一度主将を外された。主将としての練習の姿勢や、試合で粘り切れないチームの雰囲気の責任を問われた。末光章朗監督は「この主将だったらチームが強くなると、周りが認める行動で示せ」。

 主将を外れ、狭い範囲に意識が向きすぎ、全体を見渡せていなかったことに気づいた。より声を出し、自分がチームを引っ張るという姿勢を前面に出すようにした。ミスや改善点も、遠慮なく指摘。「言いにくいけど、黙っていては成長できないから」

 6月、3年生だけで主将を選び直す機会が与えられ、信任を得て復帰。島根大会では4三振を喫し、苦しかった試合もあったが、主将として戦う姿勢を見せることは忘れなかった。

 この日、先頭で立った九回の打席。結果は空振り三振だったが、最後まであきらめない力強いスイングはチームを盛り上げ、2死から1点を返す粘りへとつながった。

 「練習ではきついこと言うが、プレーでも引っ張ってくれる主将」と宮本赳希君(3年)。エースとして共にチームの先頭に立った山崎琢磨君(3年)も「人として、キャプテンとして最高の人間でした」。

 「自分たちの野球ができずに終わったのが悔しい」。試合後は涙を見せたが、「粘るぞと言っていた最後、1点取れたことはよかった」と振り返り、前を向いた。

 「一つになったときの勢いは、どこよりも強かった。春から一人ひとりが修正してここまで勝ち上がってこられた。みんなが成長できたと思う」(榊原織和)

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