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父のために変わった日本航空主将 甲子園で活躍見せた

2021年8月26日09時51分 朝日新聞デジタル

 (25日、高校野球選手権大会 智弁学園7-1日本航空)

■日本航空 久次米陸士主将

 初回の初球を振り抜いた。ゴロは大きくバウンドして三塁手の頭を越えて左前にころがった。

 主将として、1番打者として、試合の流れを引き寄せようと打席に立った。一塁に出てからも、自信のある足を生かして二盗を成功させ、次打者のゴロで三塁に進塁。エドポロ・ケイン選手(3年)のゴロで迷わず本塁をねらい、生還した。先制点をあげ、前半はチームに流れを引きつけた。

 主将として悩んだ時期もあった。新チームになったばかりの頃、チームの気が緩んでいても、厳しい言葉を言うことができなかった。その姿を見た豊泉監督は一時、主将から外した。

 「自分が変わらないとチームのレベルも上がらないし、甲子園にも行けないと思った」。これを機に意識を変え、時には厳しく部員に接しながら、チームを率いてきた。

 甲子園にこだわりがあった。父の大介さん(46)の思いがあったからだ。大介さんは市川の元球児。1年のときにチームは甲子園出場し、スタンドから応援したという。引退後に1学年下が甲子園出場。「自分の代で行けなかった父の悔しさを晴らすために、甲子園で活躍を見せたい」と山梨大会の頂点をめざし、その目標を実現させた。

 甲子園での試合をスタンドから見守った大介さんは「甲子園で3試合も息子のプレーを見られて、ありがとうと伝えたい」。

 試合後、「みんなの気持ちが一つになって2勝できた。この3試合でとても成長した」と振り返った。学校初の8強には届かなかったが、「後輩には、自分たちを超えてほしい」と話す目に涙はなかった。(玉木祥子)

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