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明徳義塾、松商学園破り8強進出 きょう智弁学園と

2021年8月26日09時00分 朝日新聞デジタル

 【高知】第103回全国高校野球選手権大会に出場している明徳義塾は大会12日目の25日、3回戦で松商学園(長野)を2―0で破り、5年ぶりの8強入りを決めた。バッテリーがともに本塁打を放ち、相手打線を完封。攻守でチームを引っ張った。準々決勝は26日の第3試合で、智弁学園(奈良)と対戦する。

     ◇

 「エースの意地を見せろ」。監督の一言に、代木大和君(3年)が奮起した。1、2回戦は制球に苦しみ、中盤でマウンドを降りていた。「ここで自分が投げきらないと、3年間やってきた意味がない」。8強入りをかけた一戦で本来の投球を取り戻し、被安打3で完封した。

 強気の投球が光った。七回2死一、三塁のピンチは、4球続けて内角を突き、遊ゴロに仕留めた。「気持ちでは絶対に負けないと思って投げた。その気迫がボールに伝わっていたんじゃないか」と満足そうに振り返った。

 高校入学後、本格派左腕として期待されたが、伸び悩んだ。1学年上に同じ左腕の新地智也さん(現・拓殖大)がいた。直球は120キロ台ながら、制球力の良さで勝負する姿を目の当たりにし、「投手にとって大事なのはスピードじゃない」。力任せだった投球スタイルが変わった。

 松商学園戦は高めてきた制球力を発揮。内外角いっぱいに直球が決まり、得意のカットボールやカーブなどの変化球も冴(さ)えた。

 球速へのこだわりも捨てていない。筋トレで冬から体重を10キロ増やした。父・謙太さん(41)に低カロリーで高タンパクのサラダチキンを寮へ何度も送ってもらうなど、食事にも気をつけ、「体も大きくなったしスピードも出た」と自信を持って臨んだ。130キロ台後半で球速は安定。5番に座る打撃にも好影響で、二回には右翼席へ先制本塁打を放った。

 九回のマウンドに向かう前、1、2回戦で救援を仰いだ吉村優聖歩君(2年)に笑顔で声をかけた。「今日は最後までいくから」。その言葉通り、三者凡退で締めてみせた。

 「よく練習するし、人間が素直。だから野球の神様が味方する」。甲子園通算54勝目をあげた馬淵史郎監督も脱帽する活躍だった。(羽賀和紀)

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