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日本航空、16強で夏終わる 強豪相手に力出し切る

2021年8月26日09時00分 朝日新聞デジタル

 【山梨】日本航空初の8強入りの夢は、甲子園常連校に封じられた。6月に校内で新型コロナウイルスのクラスターが発生。インターハイ県予選を辞退した他部の仲間の思いも背負い、20年ぶりとなる甲子園2勝を挙げた。この日も最後までフルスイングで戦った。選手たちに涙はなく、その表情は晴れやかだった。

     ◇

 1点リードで迎えた六回表、甘く入った球を振り抜かれ、連打を浴びた。四球もあり、無死満塁。

 智弁学園の名物応援歌「ジョックロック」が流れる。負けるものかと、4番打者を遊ゴロで併殺したが、同点に。直後、失策のすきに三塁走者が生還し、逆転を許した。

 七回途中で藤(かずら)希投手(3年)に交代。「抑えてくれよ」と声をかけた。その後も3投手が継投。計5人がマウンドに立ち、総力戦で臨んだが、強力打線を封じることはできなかった。

 2年のときにストライクがなかなか入らず、不調が続き、野球をやめることも考えた。何か武器を身につけようと、スライダーとカットボールの特徴を併せ持ち、直球の軌道から打者の前で鋭く落ちる「スラッター」と呼ばれる変化球の習得にも取り組んだ。

 努力の結果、春の関東大会で頭角を現した。選抜大会覇者の東海大相模に投げ勝ち、自信になった。そして、1、2回戦とも完投し、チームを勝利に導いた。豊泉啓介監督は「冬を越え、体力的にも精神的にも強くなり、急成長した」と話す。

 大阪出身で、甲子園は子どもの頃から訪れていた憧れの舞台だった。その大舞台で投げたのは計388球。3回戦の智弁学園戦では、七回途中まで投げて7奪三振と好投した。試合後は笑顔をみせ、「やりきった。後悔はないです」と言い切った。「野球やってて、合ってるんかなと思った時期もあったが、1番をつけて甲子園にいくことができた。野球を続けて間違いではなかった」。大学に進学し、その後さらに上を目指す。「プロ入りを目指して頑張りたい」(玉木祥子)

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