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神戸国際大付が準々決勝進出 最多タイとなる甲子園3勝

2021年8月26日09時00分 朝日新聞デジタル

 阪神甲子園球場(西宮市)で行われている第103回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催、阪神甲子園球場特別協力)で、兵庫代表の神戸国際大付は25日、3回戦で長崎商に6―5で延長十回、逆転サヨナラ勝ちした。26日の準々決勝第4試合で近江(滋賀)と対戦する。

 一回に2点を先行された神戸国際大付は二回、西川侑志君(3年)のソロ本塁打で1点を返す。四回に同点に追いつき、七回には武本琉聖君(3年)の2点適時二塁打で勝ち越した。八回に追いつかれ、延長十回には勝ち越しを許したが、その裏、西川君が逆転サヨナラ2点適時打を放った。

 神戸国際大付が甲子園で3勝をあげたのは、4強入りした2005年の第77回選抜大会以来で最多タイ。兵庫勢の選手権大会8強入りは、第100回の報徳学園(8強)、第101回の明石商(4強)に続き、中止となった昨年の第102回大会を除くと、3大会連続となった。

 2点先行され、追いついた直後の五回表、2死満塁のピンチ。制球の定まらない先発楠本晴紀君(2年)に代わってマウンドに立ったのは、この夏、兵庫大会を含めて初登板の左腕武本琉聖(りゅうせい)君(3年)だった。

 正一塁手。今大会に向けた特別な投球練習はしていない。でも、春の選抜でもピンチで好救援した。「いつもと同じ気持ちでいこう」。気負いはなかった。

 速球派ではない。自分のことはよく知っている。変化球を低めに集めて打ち取ろう。狙い通りの低めの球を、目の前に打ち返された。とっさにグラブを出して捕球し、一塁へ。冷静にピンチを切り抜けた。

 七回まで投げて無安打、3奪三振。投球で自分を乗せると、鳴りを潜めていた打撃でもやってみせた。

 兵庫大会から主に5番に座り、打率は4割を超え、本塁打2本。でも甲子園に来てから11打席連続でヒットが出ていなかった。春の選抜も7打席ノーヒット。同点で迎えた七回裏、1死二、三塁のチャンスで打席が回ってきた。

 「凡打になっても、空振りになってもいい。思いっきりバットを振ろう」。覚悟は決まった。「絶対打てよー」。ベンチから響く声に、初球で応えた。

 内角の直球を捉えたライナー性の打球が、一塁手の頭上を越えた。2点をたたき出す適時二塁打。二塁ベースで右手の拳を大きく突き上げた。待望の甲子園初ヒット。「よっしゃー」。笑顔がはじけた。

 試合は延長十回までもつれたが、最後は主将の西川侑志君(3年)が逆転のサヨナラ2点適時打で決めた。頂点まで、あと三つ。

 武本君には目標が二つあった。「流れを変えるピッチングでチームに貢献」と「思うような結果が残せなかった春とは違う、チームのためになるバッティング」。この大一番で、二つとも一気に達成した。(西田有里)

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