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京都国際、好左腕を下して8強一番乗り

2021年8月25日09時00分 朝日新聞デジタル

 第103回全国高校野球選手権大会は24日、京都国際が3回戦で二松学舎大付(東東京)と対戦。初戦完封同士の注目左腕対決を延長10回、6―4で制して準々決勝進出を決めた。京都代表の8強入りは2006年の福知山成美以来15年ぶり。京都国際は、大会第13日(26日予定)の第1試合で、敦賀気比(福井)と対戦する。

     ◇

 選抜大会のマウンドで味わった悔しさを糧に、エースが殻を破った。

 京都国際3点リードで迎えた九回、先発の森下瑠大(りゅうだい)君は、相手の7番、桜井虎太郎君に3点本塁打を浴び、一気に同点に追いつかれた。二回以降、散発3安打無得点だった二松学舎大付。この一打にベンチもスタンドも盛り上がり、甲子園は「いけおせムード」に包まれた。

 春の選抜大会では、東海大菅生(東京)に九回2死から逆転サヨナラの適時打を浴びた。小牧憲継(のりつぐ)監督も「あの本塁打の後は、選抜の負けが頭をよぎった」。

 だが、この日のエースは冷静だった。「選抜と同じサヨナラ負けだけはしない」。続く8番、9番打者に対し、内角も突きながら、全て直球で勝負した。5球で打ち取り、延長戦に持ち込んだ。

 選抜の負けを、森下君は、「内角を攻めきれなかった自分の弱さが出た」と悔いてきた。春以降、「しんどい場面でこそ、内角に直球を投げる」を課題に練習を重ねた。

 練習試合では、捕手の中川勇斗(はやと)君と、「序盤の決め球は全て内角の直球」と決めてから挑んだこともあった。結果、選抜大会以降に10試合ほど行った練習試合では負け無し。「内角の直球」に自信をつけ、再び甲子園の土を踏んだ。

 この日は打者としても活躍した。五回には、好左腕の秋山正雲(せいうん)君の直球を狙い打ち、左越えに同点本塁打で流れを引き寄せ、六回の勝ち越しにつなげた。九回裏に追いつかれた後、延長十回の打席では、「自分で取られた点は自分で返す」と決勝点となる左越えの適時三塁打を放った。

 投打の活躍に森下君は「最後まで直球で押す投球ができたのでよかった。次の相手はどこが来ても強い。接戦に持ち込んで勝ちたい」。(吉村駿)

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