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二松学舎大付の背中押した 侍Jの4番とライバルの存在

2021年8月24日13時53分 朝日新聞デジタル

 (24日、高校野球選手権大会 京都国際6-4二松学舎大付)

 二松学舎大付(東東京)の選手たちは特別な思いで3回戦の試合に臨んだ。同じ東京勢の東海大菅生(西東京)が初戦で降雨コールドの惜敗。コロナ禍の東京大会をともに勝ち抜いたライバルから後を託され、「東京都代表として恥じないよう戦いたい」と意気込んでいた。京都国際と大会初の延長戦となる激闘を繰り広げたが4―6で敗れた。

 17日、東海大菅生は土砂降りの中で、大阪桐蔭と激戦を繰り広げた。一時は1点差まで追い上げたが、試合が中断。そのまま降雨コールドで敗退が決まった。二松学舎大付はこの日の第3試合に登場予定だった。

 「後は任せます」。試合後、東海大菅生の若林弘泰監督から、二松学舎大付の市原勝人監督にそうメッセージが託された。関遼輔主将(3年)は「菅生さんの思いも背負って戦おう」と決意を新たにしていた。

 チームが勢いづく出来事がもう一つあった。甲子園の開幕直前、同校OBで広島カープの鈴木誠也選手が日本代表「侍ジャパン」の4番として東京五輪に出場し、金メダルを獲得した。

 鈴木選手は東東京大会の準決勝後、市原監督に「元気もらいました」と後輩たちをたたえるメッセージを伝えた。当時、鈴木選手は東京五輪の1次リーグで無安打と不調に悩んでいた。「後輩みんな応援してるぞ。どっしりやってこい」。市原監督のげきにこたえ、決勝で2安打。金メダル獲得に大きく貢献した。

 エース秋山正雲投手(同)は鈴木選手と同じ荒川シニア出身。「誠也さんが優勝するのを見て、自分たちも甲子園で優勝しようという気持ちが強まった」。永見恵多選手(同)も鈴木選手の人一倍練習するところを尊敬し、甲子園入りした後も懸命にバットを振り続けた。

 24日の試合。九回に3ランで追いつくなど粘りを見せたが、夏の大会初の8強入りは果たせなかった。「後輩が夏の甲子園で日本一になって、監督を胴上げしてくれるのを信じている」。関主将は後輩たちに思いを託した。(御船紗子)

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