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夏の全試合完投の高川学園エース どんな試合でも崩れぬ

2021年8月22日15時14分 朝日新聞デジタル

 (22日、高校野球選手権大会 神戸国際大付4-3高川学園)

 最後まで自らのスタイルを貫いた。

 高川学園のエース河野颯(はやて)は八回2死、追い込んでから107キロの変化球で勝負した。タイミングを外し、空振り三振に仕留めた。

 「相手はすごいバッターばかり。速い球だけじゃ、ついてこられる。緩急をつけようと思った」

 130キロ台の直球だけに頼らず、100キロにも満たないカーブも多投する。そうやって、山口大会の5試合、そしてこの日を含めた甲子園での2試合をすべて1人で投げ抜いてきた。

 一回に本塁打を浴びたが、「今までの自分はホームランの後に崩れていた。しっかり切り替えよう」と立て直した。

 打撃でも五回、先頭打者として右中間を破る二塁打。「自分が打たれて点を取られてしまったので、どうにか点につなげようと思った」。一時は試合をひっくり返す、ビッグイニングのきっかけとなった。

 高川学園には、ほかの投手もいる。松本祐一郎監督は「ほかの投手を信頼していないわけではない」と言う。だが、どんな試合でも崩れず、打撃でも意地を見せた左腕を最後まで信じた。

 「技術も精神力も合わせて、河野はエースだなと。大事な勝負の場面では3年間頑張ってきたエースに頼るしかないと思った」

 1回戦。序盤に苦しんだが、粘りの投球で逆転勝ちを呼び込んだ。初めての甲子園での勝利だった。そしてこの日も粘りの投球で一度はリードした。

 だから、左腕は言い切った。

 「夢の舞台で思い切って試合ができた。悔いはないです」

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