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明徳義塾、戦略と組織力の勝利 粘りの打撃が風間対策に

2021年8月22日13時27分 朝日新聞デジタル

 (22日、高校野球選手権大会 明徳義塾8-2明桜)

 今大会注目の剛腕・風間球打の111球目だった。

 1―1の五回2死三塁、打席には初戦でサヨナラ打を放っていた明徳義塾の3番森松幸亮。ギアを上げてきた風間が3球続けて投げ込んだ150キロを右前へ押し返した。待望の勝ち越し打に森松は一塁で拳を握りしめた。

 明徳打線は一回から仕掛けていた。馬淵史郎監督からの指示は、高めの直球とひざから下の変化球を振らないこと。追い込まれたら1球でも多く粘ること。さらに走者が出れば制球力が落ちると見て、高知大会から盗塁ゼロながら走者がスタートを切って意識させ、風間にリズム良く投げさせなかった。

 風間の投球数は一回に25球、そして二回以降は21、29、19と四回までで94球。「1球でも多く投げさせて、中盤まで競ればうちのペース」と馬淵監督が描いた展開通りだった。森松は勝ち越し打の場面、「三塁走者がいたのでパスボールも嫌だろうな」と直球を待っていた。

 明徳義塾はこの3年間、高知県内で抜群の制球力と150キロ超を投げる高知の森木大智と戦い続けてきた経験値がある。速い球は打てる自負があった。馬淵監督は「確かに風間君は直球は速いが、あれだけ変化球がボールになれば直球しかないので捉えやすかった」と試合後、語った。

 風間が降板した七回以降は、一気に突き放した。綿密な戦略を立て、プレーで体現する明徳義塾の組織力が際立った。(坂名信行)

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