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横浜、遠かった本塁 夏の甲子園、智弁学園に敗れる

2021年8月22日09時00分

朝日新聞DIGITAL

 【神奈川】3年ぶりに夏の甲子園に戻った横浜の戦いが終わった。第103回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社・日本高野連主催)第8日の21日、横浜は2回戦で智弁学園(奈良)に0―5で敗れた。打力を誇る智弁学園に対して、大量失点のピンチを何度もしのぎ、攻撃でも再三チャンスを作ったが、本塁が遠かった。

     ◇

 厳しい展開のなか、後輩がつないでくれた好機だった。5点を追う七回表2死一、二塁。左打席へ向かう安達大和主将(3年)に「これまでやってきたことを出すだけだ」と村田浩明監督から檄(げき)が飛んだ。

 初球、外角の際どい速球をとらえた。理想通りの鮮やかな逆方向へのライナーが三遊間を破った。しかし本塁を突いた板倉寛多選手(2年)は左翼手の好返球に阻まれた。安達主将は悔しそうな笑みを浮かべた。

 一番打者の緒方漣(れん)選手(1年)の後を打つ「攻撃型二番」は、6月の練習中に右肩を脱臼した。神奈川大会では実戦感覚が戻らなかったが、「自分にできることを」と3試合に先発。7試合で100安打を放ったチームを犠打などで支えた。

 甲子園での2試合では、チームが徹底してきた中堅から逆方向へつなぐ打撃は影を潜めたが、調子を取り戻した安達主将が横浜らしさを体現してみせた。

 だが智弁学園打線のパワーは想像を超えていた。前川右京選手(3年)の打球が二度、中堅を守る安達主将の頭上を越えていった。2点適時打と2ラン。「同じ左打者でこんなすごい打球を」と脱帽だった。

 九回表2死、次打者席で待つ安達主将の前で、緒方選手が三振に倒れた。初戦で逆転サヨナラ弾を放ったヒーローも及ばなかった。試合後、涙が止まらない1年生の肩を、主将が力強く抱えた。「お前のおかげで2回戦に来られた。また戻ってこいよ」(黒田陸離)

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