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成績UP→追試回避し野球に集中 二松学舎大付の副主将

2021年8月21日09時37分 朝日新聞デジタル

 (20日、高校野球選手権大会 二松学舎大付2-0西日本短大付)

 両投手の好投で、四回まで互いに無安打。緊迫した投手戦の均衡を破ったのは二松学舎大付の浅野雄志(3年)の一打だった。六回、先頭の瀬谷大夢(2年)が敵失でそのまま二塁へ。次打者で4番の関遼輔(3年)が犠打で走者を三塁へ進め、5番の浅野へつないだ。

 「甘い球はなんでも打つ」。そう思い、打席に入った。2球目の変化球を中前へはじき返し、待望の先制点を挙げた。浅野は副主将として、主将の関とともに65人の部員をまとめる。「関が送ってくれた。副主将として絶対かえさなきゃと」。試合後、はにかみながら振り返った。

 新チームで副主将になってから、野球以外の学校生活で悩んでいた。正直に、「勉強があまり得意じゃない……」と話す。成績が振るわず、追試を受ける度に練習に遅れた。市原勝人監督は、野球以外でも人として成長してほしいという思いから、授業に対しても甘い姿勢を許さなかった。

 試験前の1週間は、寮で成績がいい仲間の部屋へ通い、猛勉強した。3年の1学期は、苦手だった物理も含めて赤点がなくなった。

 学校生活での成長は、野球にもいい影響を与えた。追試を受けなくてもよくなった分、野球に集中できた。ボールを置いて打つ「ティーバッティング」などの練習に時間をさき、多い時は1日600球をこなした。東東京大会の6安打のうち4本が二塁打。得点に絡む活躍ができた。

 冗談を言って仲間を笑わせるのが好きな浅野。真面目で責任感のある関が仲間を厳しく締めれば、明るくフォローする役回りだ。甲子園の初戦は、主将と副主将の活躍で勝利へつなげた。浅野は「まだ初戦。勝ちに行くぞという姿勢を示せた。いいところで打てた」。関は「浅野が頑張ってくれた」。目標の甲子園優勝に、一歩、踏み出した。(御船紗子)

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