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日本文理、最後まで粘った 北信越王者・敦賀気比に惜敗

2021年8月21日09時00分 朝日新聞デジタル

 【新潟】第103回全国高校野球選手権大会第7日の20日、日本文理は初戦で敦賀気比(福井)と対戦、6―8で惜敗した。序盤に6点を奪われたが、中盤以降は得点を重ね、最終回には2点差まで追い上げた。県勢の4年ぶりの初戦突破はかなわなかった。

     ◇

 「お前のボールを全力で投げてこい」。八回表2死一、二塁、日本文理の2年生エース田中晴也は、マウンドに集まった内野陣から声をかけられた。投げ込んだ4球目、141キロの直球で打者を打ち取り、最終回の追い上げにつなげた。8回148球を投げたが、疲れは感じなかった。

 忘れられない試合がある。今春の県大会4回戦。関根学園を相手に先発、八回まで抑え込んだ。鈴木崇監督に「行かせてください」と告げ、最終回のマウンドに向かった。だが、九回2死一、二塁から四球と申告敬遠を挟んだ3連続安打で5失点、逆転サヨナラ負けを喫した。疲れで球威が落ちた直球を狙われた。

 「体力、技術、精神力。自分には全てが足りない」。完投を想定した球数を週3回投げ、走り込みでもゴール直前に「ギア」を上げる練習を繰り返した。

 成果は出た。夏の新潟大会では5試合に先発、3試合を完投。準々決勝では関根学園との延長十回を投げきった。決勝では九回に自己最速の144キロを記録。渡辺暁仁主将(3年)は「精神面で本当に強くなった。負けている状況でも、強気にどんどん押せる」と成長を語る。

 立ち上がりから最速を更新する147キロを投げ、調子は良かった。だが、打球は内野の間を抜け一、二回に6失点。三回に三連続三振を奪い、中盤以降は直球を主体に粘り強い投球を見せた。

 田中は敗戦の悔しさをかみ締めた。「悔しさを糧に成長し、また来年かえってくる」。忘れられない試合が、また増えた。(小川聡仁)

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