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「守備からリズム」甲子園でも 前橋育英の戦い振り返る

2021年8月21日09時00分 朝日新聞デジタル

 【群馬】第103回全国高校野球選手権大会に5大会連続で臨んだ前橋育英は、19日の初戦で京都国際に0―1で惜しくも敗れた。3年ぶりの甲子園での勝利は挙げられなかったが、「守備からリズムをつくる」という育英野球は甲子園でも見せた。前橋育英のこれまでを振り返る。

 関西入りしたのは6日。降雨が続き、6日遅れで初戦を迎えた。調整には苦労したが、毎日グラウンドや室内練習場で練習を重ね、「当たり前のことをしっかりやる」を意識して過ごしてきた。

 先発したエース外丸東真(あづま)(3年)は、群馬大会と同様に重要な場面でインコースを攻める強気の投球で、相手打線を4安打に抑える好投。二回、決勝打となる本塁打を打たれたが、最後まで投げ抜き、力を発揮した。

 堅守も光った。先制を許した直後、二回無死一塁で一、二塁間の抜けそうな当たりを二塁手井上陽太(3年)が好捕。送球はワンバウンドになったが、遊撃手岡田啓吾(2年)がうまくつかみ素早く一塁へ送球。ダブルプレーに。流れを持って行かれそうな場面だったが、群馬大会1失策の守備力を甲子園でも見せた。

 新チーム発足から苦難の連続だった。昨秋の県大会では準々決勝で健大高崎に7―10で敗れ、春の選抜大会出場の道を断たれた。今春の県大会では3回戦で太田に3―10でコールド負けを喫した。この敗戦を機に、皆川岳飛(がくと)主将(3年)を中心に、守備位置ごとに互いの課題や練習姿勢など指摘し合うミーティングを始め、最後まで続けた。

 甲子園では再三好機をつくったが、好投手の前にあと1本が出なかった。そんな中で、1番を打つ横倉拓実は3打数2安打と気を吐いた。横倉と、群馬大会決勝で2点本塁打を放つなど中軸を打った岡田はともに2年生。2人には、この経験を新チームに引き継ぐ役目がある。

 今年のチームスローガンは「一心」だった。メンバー外の14人も含め、3年生31人全員で甲子園入りした。敗れた後、荒井直樹監督は宿舎で「俺の想像を超えるチームになった」と、3年生の頑張りをたたえた。あと1点が遠かったが、チームは自分たちの戦いぶりに胸を張ってほしい。(中村瞬)

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