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日大東北 初戦突破ならず

2021年8月21日09時00分 朝日新聞デジタル

 【福島】第103回全国高校野球選手権大会で20日、日大東北は近江(滋賀)と対戦し、2―8で敗れた。相手の強力打線を抑え込めず、味方打線は長打攻勢で反撃したが、速球と鋭い変化球を駆使する相手投手陣を攻めきれず、同校として31年ぶりの甲子園での勝利には届かなかった。

     ◇

 最後の最後に放った主将の意地の一打だった。

 6点を追う九回裏。日大東北の先頭打者は主将松川侑矢(3年)。味方打線は六回から登板した最速148キロの近江のエース岩佐直哉(同)をとらえられずにいた。4球連続ファウルで粘り、変化球が外れた後の7球目。145キロの直球を振り抜くと、打球は二遊間を抜けた。

 岩佐からのチーム初安打は自身の甲子園初安打ともなり、一塁で笑顔がはじけた。だが後続を断たれ、初戦突破はかなわなかった。

 小学3年で硬式野球チームに入った。仲間や対戦チームの選手の打撃映像を、野球指導者でもある父の勉さん(48)と分析。中学時代までは週1回バッティングセンターに通い、ボールをとらえる技術を磨いた。

 昨秋、仲間同士の投票でチームの主将に選ばれた。腰を痛めて練習に加われなかった時もグラウンドで声を出し続けた。今春の県大会はコールド負けするなど、自身も打撃の調子を落とし、悩み苦しんだ。

 しかし、福島大会では勝負強さを見せた。延長にもつれた初戦で決勝打、準々決勝も同点適時打を放つなどチームトップの5打点を挙げ、甲子園出場への大きな力になった。

 降雨ノーゲームで仕切り直しの初戦。前日に好投したエース吉田達也(3年)が、無念のけがで初回に降板。直後に松川の失策も絡んで失点したが、中盤以降は仲間の好守が光った。「みんなに助けられた」と感謝を口にした松川。「何回でも試合がしたい。甲子園はそう思わせる場所でした」と振り返った。(福地慶太郎)

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