新田、中10日で2回戦 2年生エース「2失点以内に」
第103回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場している愛媛代表の新田は21日の第3試合(午後1時開始予定)で、山梨代表・日本航空と2回戦を戦う。雨天順延が続き、10日の初戦から中10日。選手らは調整を万全にして2戦目に臨む。
学校によると、チームは20日、兵庫県明石市内の練習場で汗を流した。午前10時半から2時間半程度、屋内での打撃練習など、軽めのメニューでコンディションを整えたという。
日本航空は、佐賀代表・東明館との1回戦で完封勝利した強敵だ。エース左腕のヴァデルナ・フェルガス投手(3年)について、新田の古和田大耀主将(3年)は練習後にあったオンライン会見で、「映像でしっかり観察は出来ている」と攻略に自信をみせた。
むしろ警戒するのは打線だという。「一球の失投も許されない。相手の反応を見ながら配球を組み立てたい」と語った。
エースの向井駿貴投手(2年)も気を引き締める。「初戦は相手のチャンスで球が浮いてしまった。次は前半から低めに球を集めたい。変化球で打者を惑わせ、失点を2点以内に抑えるのが目標です」と意気込んだ。(照井琢見)