スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

最遅98km、痛快で巧みなカーブ 高松商の徳田投手

2021年8月19日21時14分 朝日新聞デジタル

 (19日、高校野球選手権大会 高松商10-7作新学院)

 104キロ。緩やかな軌道を描いた白球が、ミットに収まった。2球目はど真ん中へ、100キロだ。一回の立ち上がりのマウンド。手が出ない相手打者をよそに、高松商の徳田叶夢(かなめ)は涼しげな表情だ。「緩急で勝負するのが僕の持ち味なので」

 背番号13の左腕は、緩いカーブを巧みに操った。低めへ、内へ、外へ。丹念に投げ込む。最も遅い球は98キロ。これで相手の打ち気をそらせるから、130キロに満たない直球でも差し込める。二回1死一、二塁では、低めのカーブで目線を下げ、高めの125キロで三ゴロ併殺に仕留めた。

 昨秋は四国大会1回戦で高知の最速154キロ右腕・森木大智に投げ勝った。「投手はスピードだけではない」。痛快だった。

 ふてぶてしさも、取りえだ。長尾健司監督は「あいつは度胸がある。どんな場面でも自分の持ち球を投げられる」。チームに投手が5人いるなか、前夜、初戦の先発を告げられた。

 六回途中、3失点。春夏あわせて4度の優勝を誇る伝統校だが、夏の甲子園での勝利は25年ぶりだった。「あこがれの甲子園のマウンドを楽しめた」。夢が、叶(かな)った。(山口裕起)

     ◇

 高松商の4番藤井陸斗が2安打6打点と勝負強かった。圧巻だったのは同点の八回2死満塁だ。2球で追い込まれながらも粘って7球目。低めのスライダーを振り抜き、走者一掃の中越え三塁打とした。「どんな球でも食らいついていこうと思っていた。久しぶりの4番で緊張したけど、勝利に貢献できたんじゃないかな」とはにかんだ。

関連記事

アクセスランキング

注目の動画

一覧へ