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攻守で持ち味発揮も 5回途中で降雨ノーゲーム

2021年8月20日09時00分 朝日新聞デジタル

 【福島】第103回全国高校野球選手権大会は19日、日大東北が近江(滋賀)との初戦に臨んだ。夏の甲子園に3大会連続出場の強豪を相手に、攻守で持ち味を発揮した。だが、五回途中に雨が強まり、2時間22分の中断の末、降雨ノーゲームとなった。仕切り直しの試合は20日の第1試合(午前8時開始)の予定だ。

 くもり空の下、午前7時58分に試合が始まった。日大東北の先発はエースの吉田達也(3年)。初回、近江の1番・井口遥希(同)に自己最速を更新する137キロの速球を投じた後に見逃し三振を奪うと、2番打者にも138キロを投げ込んだ。1死一塁からは三塁側カメラマン席に入りそうな飛球を、三塁手の相沢柊吾(同)が好捕した。

 だが三回裏、2死から井口に直球を左翼席へ運ばれて1点を失う。捕手の奈須優翔(ゆうと)(2年)がマウンドに駆け寄り、「まだ序盤。大丈夫」と声をかけると、吉田は次打者を変化球で空振り三振にしとめた。

 140キロ台の速球を誇る近江のエース岩佐直哉(3年)と山田陽翔(はると)(2年)を想定した打撃練習の成果も見えた。この日の先発は山田。三回表は先頭の大塚健太(3年)、四回表は吉田がいずれも直球をとらえて左前安打を放った。

 打撃好調の岡部歩夢(同)もしぶとさを見せた。福島大会の準決勝と決勝は出番がなかったが、6番・一塁手で先発出場して五回表に内野安打。チーム全体では計4安打で、三回以降は毎回、犠打もからめて得点圏に走者を進めた。

 五回裏、連打などで1死二、三塁のピンチを迎えたが、選手たちは落ちついていた。「狙えるかな」。マウンドの吉田が三塁への牽制(けんせい)を考えていたとき、捕手の奈須も牽制のサインを出した。吉田はゆっくり左足を上げると急に三塁方向へ踏み出して送球し、三塁走者を刺した。

 その後、2死満塁で3番・津田基(もとき)(2年)にフルカウントとした場面で、バケツをひっくり返したような豪雨となり、午前9時3分に試合が中断した。

 「なんとか雨がやまないかな」。狙い通りの接戦に持ち込んだ日大東北の選手たちは、再開を待つベンチでそう話していたという。だが、午前11時25分、雨のなか球審が本塁後方に立って右手を挙げ、「ノーゲーム!」と宣言した。

 試合後、宗像忠典監督は「願っていた試合展開ができていたので正直、残念」と一言。「お互いに手の内を見せた。もう一度研究し、勝利をつかみたい」

 松川侑矢主将(3年)は「(攻撃で好機はつくれたので)あと1本出すだけだと思っていた。自分は打席に立ち、わくわくして楽しめた。いいイメージをもって全員が打席に立てば、結果はついてくると思う」と意気込みを語った。(福地慶太郎)

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