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京都国際の大黒柱が決勝弾 2年生主体のチームをリード

2021年8月19日20時19分 朝日新聞デジタル

 (19日、高校野球選手権大会 京都国際1-0前橋育英)

 緊迫した1―0での勝利。京都国際の4番であり、捕手の中川勇斗はまさに大黒柱だった。

 雨の影響で、試合開始が2時間遅れた。集中するのが難しい状況で一回、2年生左腕、森下瑠大はいきなり1死満塁のピンチを迎えた。

 ただ、中川は「各打者を見ながら配球した」と慌てなかった。森下の直球にいつものキレがないとみると、変化球で打者の打ち気をそらしてから直球を投げさせ、連続三振で切り抜けた。

 押され気味の空気を変えたのも中川だ。二回、先頭で右打席に立ち、「スライダーがいいのは頭に入っていた」。厳しいコースにきたスライダーを見極め、バットを一度も振らない。カウント2―2で待っていた甘いスライダーを振り切り、左翼席まで運んだ。

 勝利につながる中川の本塁打こそ、この試合のチーム方針そのものだった。小牧憲継監督は「(試合のカギは)浮いたスライダーをいかに一発で仕留められるかだったので、中川がよく1打席目から反応してくれた」とたたえた。

 京都国際は、この日の先発メンバーに2年生5人が並んだ若いチームだ。今春の選抜で初めて甲子園の土を踏み、着実な成長を遂げ、全国選手権初出場をつかんだ。その中で、3年生の中川は、小牧監督から「グラウンドの上では監督のつもりで全員を動かしなさい」と言われている。

 優勝経験のある前橋育英を相手に、森下を完封に導いた。最後の打者を右飛に仕留めると、森下に向かって親指を立て、ほほえんだ。そして、中川は「周りから2年生主体と言われ、3年生がもっとやらないといけないと思っている」。大舞台で、思いを実践してみせた。(坂名信行)

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