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日本一を渇望、大阪桐蔭の5番が本塁打 小中で全国2位

2021年8月17日15時52分 朝日新聞デジタル

 (17日、高校野球選手権大会 大阪桐蔭7-4東海大菅生)

 三回裏2死、前田健伸君(3年)は2球目のスライダーを振り抜いた。「入るとは思わなかった」という低い打球はバックスクリーンのすぐそばに吸い込まれた。今大会9号のソロ本塁打になった。

 前田君は軽快な足取りで塁をまわり、ベンチで笑顔を見せた。西谷浩一監督(51)は「いい感じに打てたな」とねぎらった。

 この回の表、一塁を守っていた前田君は、三塁からの送球を捕球し損ねてエラーに。走者は二塁まで進んだ。失点にはつながらなかったが、「打撃で守備のミスを取り戻そう」と奮い立ち、打席に入っていた。

 強打の大阪桐蔭で5番を任されている。持ち味は柔らかいバッティング。山口県出身で、中学生のころから「スーパースラッガー」として注目されていた。

 小学生のころはソフトボールをプレー。6年生で全国大会に出場したが、決勝で敗れた。中学時代のシニアチームでも全国大会に出場。だが再び準優勝だった。2度の全国2位で、「日本一」を渇望するようになった。

 関東の強豪校からも声がかかっていたが、前田君が中学3年の2018年、大阪桐蔭は2度目の春夏連覇を達成した。「自分も優勝したい。日本一になれる可能性がより高い学校に行きたい」と考え、大阪桐蔭への進学を決めた。

 今春の甲子園の選抜大会。初戦で前田君は4打数無安打に終わった。スタメンの野手の中で唯一のノーヒット。チームは敗れた。

 「あの初戦敗退の悔しさを夏まで持ってきた」。夏の甲子園の初戦は、どんな形でも打とうと意気込んでいた。その結果が、この試合チーム3本目、前田君にとっては高校通算12本目の本塁打になった。

 「次につながる勝利になった」と前田君は笑顔を見せる。目指すは頂点。「三度目の正直で、全国優勝する」と活躍を誓った。(甲斐江里子)

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