京都国際いよいよ初戦 続く雨天にも気持ち切らさず
第103回全国高校野球選手権大会に出場する京都国際は、大会第5日の17日に前橋育英(群馬)と対戦する。雨天順延が続き、予定より4日遅い初戦を迎えることになる。
選手たちは、7日に京都を出発し、甲子園近くの宿舎入り。以降、宿舎と練習場を往復する生活を続けている。16日は、ノックや打撃練習などを約5時間実施し、初戦に備えた。12日から3日連続で雨天順延になり、試合ができずにいる選手らは「ここで気持ちを切らしたらダメだぞ」と声を掛け合っているという。
初戦の相手の前橋育英は、最速140キロ超えの右腕外丸東真(あづま)君や、群馬大会3本塁打の強打者皆川岳飛(がくと)君を擁する。京都大会決勝で逆転本塁打を放った中川勇斗(はやと)君は「勝ちたいという気持ちが強い方が勝つ。打席では勝負強さを発揮し、チームの勝利に貢献したい」と話した。(吉村駿)