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「懸命さ、甲子園で戦う男子と同じ」女子決勝見どころは

2021年8月21日09時15分

 第25回全国高校女子硬式野球選手権大会(全国高校女子硬式野球連盟、兵庫県丹波市主催、朝日新聞社後援)の決勝が23日午後5時から、初めて阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催される。5年ぶり2度目の頂点を狙う神戸弘陵と、創部3年目での初優勝がかかる高知中央とのカードで高校野球の聖地に新たな一歩が刻まれる。

■福知山成美の長野監督に聞く

 京都・福知山成美の監督として2014年の第18回大会で優勝し、18歳以下女子日本代表の監督も務める長野恵利子さん(47)に決勝の見どころを聞いた。

   ◎

 神戸弘陵が一つ上をいくと見ています。準決勝では3年前の優勝校、京都両洋に逆転勝ちするなど、厳しい試合を制してきた。

 制球力のいい日高結衣選手と安藤蓮姫(はずき)選手の2年生バッテリーがしっかりしており、試合のリズムをつくることができる。日高さんは110キロ台の直球にカーブ、スライダーをまぜて打たせて取ります。

 後ろには最速120キロ超の本格派右腕、島野愛友利選手が控える。日高さんが中盤まで投げて、島野さんが終盤を締める。この形に持ち込まれると相手は苦しい。

 島野さんは強打の3番打者でもあります。中学時代は大阪・大淀ボーイズで男子に交ざってプレーし、全日本中学選手権大会「ジャイアンツカップ」で優勝した。攻撃面では島野さんの前に走者を出せるかが鍵になるでしょう。

 高知中央は創部3年目の若いチーム。準決勝で完投した和田千波留(ちはる)選手も2年生の好投手です。周りの3年生のしっかりした守りに支えられ、思い切った投球ができている。大会初勝利から勢いに乗って決勝まで勝ち上がってきただけに、先取点を奪えるかが大きなポイントになると思います。

 高知の躍進は、伝統のあるチームでなくても頑張れば甲子園に立つチャンスがあると証明してくれました。後に続く新しいチームも夢を大きく持てます。

 歴史が変わる夏でした。本校の選手たちもそうでしたが、甲子園に立てる可能性があるということで、モチベーションが違いました。どのチームも「絶対に甲子園に行くんだ」と強い気持ちで戦いました。

 高校女子野球界の代表となった2校によるその最後の一戦です。いま甲子園で戦っている男子と同じくらい、女子の選手も一生懸命にプレーしています。控え選手や保護者も同じように熱い思いを持っています。勝ち負け以上にそういった女子野球に携わる人達の姿を見ていただきたいと思っています。(構成・大坂尚子)

     ◇

 ながの・えりこ 1974年生まれ。兵庫県淡路市出身。中学でソフトボールを始め、高校、実業団と続けた。26歳で硬式野球に転向し、外野手として活躍。2000年から女子野球日本代表に選ばれ、08年には主将としてワールドカップ優勝に貢献した。09年の創部時から京都・福知山成美の監督を務める。14年の全国選手権で優勝、19年には18歳以下日本代表の監督に就任。

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