スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

注目左腕相手に笑顔 神戸国際大付、お調子者が決勝点

2021年8月16日05時50分 朝日新聞デジタル

 (15日、高校野球選手権大会 神戸国際大付2-1北海)

 相手投手は、大会注目の左腕。ただ、小柄な2番打者は打席の中で、自信ありげな笑みを浮かべていた。

 スクイズで先制した二回表、なお2死三塁の好機。前の打席で二塁打を放った神戸国際大付の山里宝君(2年)は、しっかりとイメージができていた。「真っすぐをレフトにはじき返す」「浮いてきた変化球も振りにいこう」

 4球目。浮いたスライダーを見逃さなかった。イメージ通りに振り抜くと、打球は左翼手の頭上を越えていく。自身2本目の二塁打は、決勝点をたたき出す貴重な一打となった。

 雨天続きで3日間待たされた初戦。でも、その分、きっちりと準備できたから、緊張はなかった。

 選手たちを一番近くで見つめる塗矢(ぬりや)海斗記録員(3年)が言う。「この3日間、特に山里が、相手校の試合の映像を必死に見ながら、投手や打者の癖を分析していた」。北海(南北海道)とは、今春の選抜でも対戦していただけに、念入りに頭の中で振り返ることもできた。

 その準備が、3本の二塁打につながった。一回には外角直球を左中間に運んだ。二回は変化球を捉え、七回は真ん中に入った直球を逃さず左翼線に放った。

 山里君について、西川侑志主将(3年)は「お調子もので面白いけど、やる時はしっかりやる選手」と評する。この日は兵庫大会で打線を引っ張ってきた中軸3人に快音がなかっただけに、身長169センチの2番打者の活躍は大きかった。

 チームは先発した阪上翔也君(3年)から楠本晴紀君(2年)への継投で反撃をかわし、選抜に続いて北海に競り勝った。「体は小さくても、1本欲しいときに打って、突破口になれる選手になりたい」と大会前に語った山里君。初戦で、いきなりの有言実行だった。(西田有里)

関連記事

アクセスランキング

注目の動画

一覧へ