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辞退した星稜のためにも 小松大谷、ライバルの思い胸に

2021年8月16日07時15分 朝日新聞デジタル

 (15日、高校野球選手権大会 高川学園7-6小松大谷)

 「星稜ほんと?(試合)やりたかったな」

 小松大谷の木下仁緒主将は、石川大会が準々決勝にさしかかった7月21日、星稜の中田達也主将にSNSでメッセージを送った。

 この日、星稜は野球部員に新型コロナの感染者が出たため大会を辞退した。小松大谷はすでに4強入りを決め、星稜が翌日の試合に勝てば、準決勝であたるはずだった。

 昨秋の北信越地区大会の抽選会で話して以来、中田君と連絡を取りあう仲になった。すぐに返信が来た。「(辞退は本当)やな。頑張って!」。

 まさかの辞退でどれだけ落ち込んでいたか。そんな時に応援の言葉をくれた中田君の気遣いに、木下君は胸が熱くなった。

 小松大谷にとって、星稜は越えなければならない壁だった。

 2014年夏の石川大会決勝。小松大谷は九回まで8―0で星稜にリード。しかし九回裏に9点を失いサヨナラ負けした。19年の決勝でも奥川恭伸投手(現ヤクルト)を擁する星稜と再び対戦。同点で迎えた九回に満塁本塁打を浴び、またもや土壇場で敗れた。

 小松大谷のグラウンドのベンチには、14年の新聞記事が掲げられている。木下君は練習がつらい時、この記事を読んで「がんばろう」と自らを奮い立たせてきた。

 昨秋の県大会決勝も星稜と戦い、7点差をつけられて敗れた。木下君は、この夏にリベンジして甲子園に行くことを目標にしていたが、思わぬかたちで対戦はかなわなかった。

 自分たちを成長させてくれたライバルの悔しさも背負い、小松大谷は甲子園で15日、高川学園(山口)と戦った。九回裏、四球による押し出しで負けたが、接戦だった。

 木下君は試合後のインタビューで「(星稜への)思いがあったのでがんばれた。ありがとうを伝えたい」と話した。(小島弘之)

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