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愛工大名電、終盤粘るも初戦敗退 高校野球選手権大会

2021年8月12日09時00分 朝日新聞デジタル

 【愛知】第103回全国高校野球選手権大会2日目の11日、3年ぶり13回目の出場となった愛工大名電は、初出場の東北学院(宮城)に3―5で敗れた。序盤に失点し、流れをつかめないまま、終盤の反撃も及ばなかった。新型コロナウイルス感染防止対策で、観戦は生徒や保護者、学校関係者らに限られた。愛工大名電の三塁側スタンドからは健闘した球児たちに温かい拍手が送られた。

 3点を追う四回だ。1死一、三塁の好機に愛工大名電の4番宮崎海選手(3年)が打席に立った。

 「とりあえず1点をピッチャーにあげたい」。1ボールからの2球目。狙っていた直球を中前にはじき返した。主砲の一振りでまずは1点を返した。

 初戦に向け、東北学院の伊東大夢投手(3年)を研究した。宮城大会の映像を見ると、スライダーや大きな縦のカーブなどキレのある変化球が印象に残った。

 倉野光生監督は「制球力があり、変化球も初球から投げてくる。球も低めに集まるので、長打はなかなか打てないだろうと感じた」。試合前日のミーティングでは選手たちに「甲子園は非常にスピーディーに試合が進む。序盤になかなか点が取れなくても焦らずに粘り強く戦うことが大事だ」と呼びかけたという。

 愛知大会では集中打で打ち勝ってきた愛工大名電だが、この日は三回までパーフェクトに抑えられた。

 宮崎選手は「相手投手の直球と変化球のスピードがほとんど変わらなかった。直球だと思って振りにいったら変化球だったりして、チーム全体でなかなか球を絞りきることができなかった。自分たちのバッティングができなかった」と悔やんだ。

 それでも、「狙い球を絞りきれていなかった」という二回の第1打席は空振り三振に倒れたが、2打席目は中前適時打。六回の3打席目は左前安打を放ち、4番の意地は見せた。チームも相手と同じ8安打を放ったが、一歩及ばなかった。

 試合後、宮崎選手に涙はなかった。「甲子園で戦った経験はとても貴重なものです。この先の野球人生に生かしていきたい」と力を込めた。(仲川明里)

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