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高岡商、最後まで諦めず 3・4回に底力 高校野球

2021年8月12日09時00分 朝日新聞デジタル

 【富山】大会第2日の11日、高岡商は第3試合で長野代表の松商学園と対戦した。序盤からエースが打ち込まれ、リードを許す苦しい展開に。少ない好機を生かし、堀内の適時打や田中の本塁打で反撃したが、4―17で敗れ、3大会連続の初戦突破はかなわなかった。

 三回裏。宮内一行君(2年)が安打で出塁し、無死一塁で石黒和弥君(3年)に打席が回ってきた。「先輩の自分が打たなあかん」。体勢を崩しながらも内角低めの変化球を振り抜くと、打球は左前へ。堀内慎哉君(同)の二塁打で、本塁を踏んだ。

 2年前、石黒君は1年生ながら遊撃手として甲子園に出場。3試合で5安打を放つ活躍を見せた。この大会で優勝した履正社(大阪)に3回戦で敗れたものの、試合中、迷わず振り抜く履正社の選手の姿を目に焼き付けた。

 「全国レベルは違う」。それ以来、素振りは「量より質」にこだわった。甲子園で対戦した投手たちをイメージし、理想のスイングを追い求めた。成果が出たのが今夏の富山大会だ。3試合連続で本塁打を放ち、打率はチームトップの6割6分7厘だった。

 自信を持って戻った、2年ぶりの大舞台だった。

 だが、立ち上がりからエースの川渕恒輝君(同)がつかまった。石黒君の守りのミスも絡み、一回だけで4失点。常に先制してきた富山大会と異なる展開に投げ込まれた。「緊張があった」と石黒君。二、三回もリードを広げられた。

 それでも、ベンチで主将の林蓮太郎君(同)がかけ続ける「笑え」という声に、次第に緊張がほぐれた。三回裏は安打、四回裏も四球で出塁するなど、好機を作った。七回にはフェンス際の打球に飛びつく気迫のプレーも見せた。

 目標の「全国制覇」には遠く及ばない地点で、夏が終わった。

 「個人的には悔しい結果だが、最高の仲間と最後は甲子園で終われたのは良かった」。チームの攻撃を牽引(けんいん)し続けたリードオフマンは、そう振り返った。(井潟克弘)

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