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初戦のカギは 明徳義塾と県岐阜商の両監督に聞く

2021年8月12日09時00分 朝日新聞デジタル

 【高知】第103回全国高校野球選手権大会で、明徳義塾は大会3日目の12日、第2試合で県岐阜商と対戦する。甲子園通算51勝を誇る明徳義塾の馬淵史郎監督(65)と、社会人や中学硬式野球の監督を務め、秀岳館(熊本)を率いて2016年春から3季連続甲子園4強の実績がある県岐阜商の鍛治舎(かじしゃ)巧監督(70)。そんな「名将」2人に、相手校の印象や初戦への意気込みを聞き、紙上対談の形でまとめた。(羽賀和紀、佐藤瑞季)

 ――相手校の印象は

 馬淵 好球必打で甘い球は若いカウントからどんどん打つ積極的なチーム。特に高木翔斗(しょうと)選手は大事なところで打つので注意したい。

 鍛治舎 甲子園常連校で攻守隙のないチーム。代木(しろき)大和投手を中心に、吉村優聖歩(ゆうせふ)、矢野勢也両投手ら2年生の投手もいると聞く。

 ――相手監督の印象は

 馬淵 どこに行っても短期間でチームをつくり上げる手腕はすごい。直接対決は初めてで非常に楽しみ。胸を借りるつもりで挑戦したい。

 鍛治舎 選手がどんなレベルでも非凡な野球ができる監督。勝率が高く、隙がない。甲子園での戦い方を知り尽くしている。

 ――自チームの売りは

 馬淵 守備は内外野ともに近年の中で一番良い。攻撃で軸となる選手がいないので、鍵を握るのは投手。しっかり投げて守ることが大事。

 鍛治舎 全員野球でやってきて、どこからでも打つことができる。1人エースのチームではなく投手も5人いる。

 ――理想の試合展開は

 馬淵 打ち合いになったら太刀打ちできないので、ロースコアの戦いにできるかどうか。あわよくば1点でも先制して逃げ切りたい。

 鍛治舎 ない。ゲームは動くものだ。そのときの流れによって、融通無碍(むげ)で手を打っていく。覚悟を決めて試合を進めていきたい。

 ――初戦への意気込みは

 馬淵 大監督率いる名門校と試合ができるのは名誉なこと。出るからには良いゲームをしたい。良いゲームをすればそれなりの結果が出てくる。

 鍛治舎 甲子園に限らず初戦が一番難しい。選手がスムーズに試合に入れるよう調整していく。目の前の試合に全力を傾ける。

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