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横浜、土壇場で一発逆転劇 2回戦は智弁学園と対戦へ

2021年8月12日09時00分 朝日新聞デジタル

 【神奈川】投手戦が導いた結末は、土壇場での一発逆転劇だった。第103回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社・日本高野連主催)第2日の11日、横浜は1回戦で広島新庄(広島)に3―2の逆転サヨナラ勝ちで2回戦に進んだ。大会第8日の第1試合(17日午前8時開始予定)で、今春の選抜大会8強の智弁学園(奈良)と対戦する。

     ◇

 九回裏、宮田知弥(かずや)投手(3年)は、打席に向かう岸本一心(いっさ)選手(2年)を呼び止めた。「自分のスイングをしてこいよ」。八回裏2死一、二塁、一打同点の場面で自らは三振に倒れた。「同じ思いはさせたくない」と送り出した。

 投打の柱の一人。村田浩明監督は「甲子園では3年生の力を大事にしていた」と、小技や走塁を仕掛ける広島新庄に対して、制球力と守備力が高い宮田投手に先発マウンドを託した。

 この日は最速137キロながら、抜群の制球力で打たせて取った。五回の唯一の失点も狙い通りの内角の厳しい球を詰まらせての適時打。この回以外は得点圏に走者を許さず被安打4で無四球。七回には鋭い投ゴロに反応して併殺に取るなど野手で培った軽快な動きも見せた。

 地方大会を含めて自己最長の8イニングを103球で投げ切ると、「どんどんストライクが取れて、実力以上のものが出た」。

 最終回、宮田投手に背中を押された岸本選手は、速球を右前にはじき返して反撃ののろしを上げた。玉城陽希選手(2年)も続き、無死一、三塁としたが三振、二飛で2死。宮田投手にも「厳しいかな」と負けが頭をよぎった。

 そんな思いをなぎ払う快音が、緒方蓮選手(1年)のバットから響いた。打球が左翼席に届いても、宮田投手は確認するように仲間と顔を見合わせた。緒方選手が逆転サヨナラで本塁を踏むと、ようやく満面の笑みで駆け寄った。「一戦必勝で自分たちの野球をしたい」と宮田投手。3学年で横浜の底力を示し、2回戦へ弾みをつけた。(黒田陸離)

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