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3年生マネジャー、選手支え最後の夏 写真撮影やお守り

2021年8月10日09時00分 朝日新聞デジタル

 開幕が10日に順延となった第103回全国高校野球選手権大会に出場する専大松戸には、3人の3年生マネジャーが同行し、選手を支えている。休みもほとんどないが、3人は選手とともに甲子園への強い思いをもって最後の夏を迎える。

 3人は飯高菜緒さん、三浦未来(みく)さん、刀川(たちかわ)美怜さん。飯高さんは高校在学中に約1年間の留学に行ったため、年齢は同級生の一つ上。「高校在籍3年以下」という大会規定により、記録員を務めた今春の選抜大会が最初で最後の甲子園のベンチだった。

 「本気でやっている人を支えたい」とマネジャーを志望した飯高さん。4月からは、スタンドから見守る自分に何ができるかを考えて、一眼レフのカメラでグラウンドの選手たちの写真を撮り始めた。チームのLINE上にアルバムを作り、共有している。

 三浦さんは、3歳年上の兄・翔さんが専大松戸の元選手。小さい頃から兄の野球の練習について行って飲み物をつくるなど、マネジャーの仕事は身近だった。阪神甲子園球場には両親や兄と何度も野球観戦に訪れたことがあるが、「春夏連続でマネジャーとして来られることは人生に二度と経験できない幸せ」と語る。

 1年生マネジャー2人も含めた全員で、千葉大会前には選手一人ひとりの顔を模したお守りを作った。そのデザインを提案したのが、刀川さん。インスタグラムで坊主のお守りを見つけたという。60個近い数を、下絵の顔を描き起こす作業から始め、学校の休み時間には部員に見つからないように机の下で縫った。

 例年、マネジャー志望の新入生がグラウンドを訪れると「一度は追い返す」(森岡健太郎部長)という。それだけ覚悟や体力が求められる仕事だ。スコア管理や練習時に25リットルの飲み物を作るなど、3人は地道にチームを支えてきた。

 今春の選抜大会では、初戦で中京大中京に0―2と惜敗した。2度目の甲子園に向けて、飯高さんは「選抜で残してきた悔しさを晴らしてほしい」と話す。刀川さんと三浦さんは「勝ちたいけれど、それよりも選手のこれまでの努力が報われたらいいなと思う」と力を込めた。初戦の明豊(大分)との試合は13日午前10時半から。(竹中美貴)

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