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日本文理の応援団長「最初から本気」 ベンチ外の大黒柱

2021年8月10日09時00分 朝日新聞デジタル

 第103回全国高校野球選手権大会に出場する日本文理をベンチの外から支える野球部員がいる。応援団長の大野怜勇(れお)君(3年)だ。スタンドで応援する約90人の部員をまとめ、選手とともに戦う。

 日本文理が選手権大会で準優勝した2009年、当時5歳だった大野君は自宅のテレビで試合を見て親にこう言った。「ここ(日本文理)で(甲子園に)いく」。小学校から野球を始め、迷わず入学。投手として甲子園で活躍するのが夢だった。だが、県内屈指の強豪校の選手層は厚かった。昨秋、今春とベンチ入りできず、練習試合に出る頻度も減った。それでも練習中は下級生に自ら指示し、コーチから「周りがよく見えている」と評価されることもあった。チームにどう貢献できるか。考えた末に応援団長に立候補した。

 感染対策で声を出せないため、新潟大会では拍手で応援した。スタンドの部員全員が背筋を伸ばし、強そうに見せることにこだわった。ピンチでは「頑張れ」と念じ、手が赤くなっても拍手を続けた。

 決勝直後、渡辺暁仁主将(3年)とロッカールームで握手し「応援ありがとう」と言われた。スタンドからチームをまとめる役割が認められたと感じ、うれしかった。鈴木崇監督(40)も「控え部員も明確な役割を持ち、それを果たしてくれたことが一番の力になった」と大野君ら控え部員への感謝を口にする。

 チームが掲げる初回から終盤まで隙のない野球と同様、目指すのは「初回から本気の応援」だ。伝統の青いメガホンを両手に持ち、甲子園のスタンドからチームを鼓舞するつもりだ。

     ◇

 台風による順延で、大会は10日に開幕する。日本文理の初戦は、大会6日目に敦賀気比(福井)と予定されている。(小川聡仁)

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