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「戦国」を勝ち抜いた自信 専大松戸ダブルエースが躍動

2021年8月5日13時48分 朝日新聞デジタル

 延長十三回のタイブレークの末にサヨナラ満塁本塁打――。スタンドが固唾(かたず)をのんで見守る中、劇的なプレーで6年ぶり2度目の夏の甲子園への切符をつかんだ。

 横手投げのエース・深沢は、抜群の制球力が武器。今春の選抜大会では強豪・中京大中京を相手に、負けはしたが、直球にスローカーブを織り交ぜながら打たせて取る投球で2失点にとどめた。

 選抜大会後に「深沢に次ぐ2、3番手の投手」(持丸修一監督)の底上げに取り組んできたことが、千葉大会優勝に結びついた。

 決勝では、木更津総合の強力打線に深沢がつかまり、本塁打を含む6被安打を浴びて四回途中に降板。救援にあがった岡本が外角低めをつく好投。五回から3イニング連続で打者3人に抑えるなどし、延長十三回まで投げきって味方の猛攻を呼び込んだ。持丸監督も「もう深沢のチームではなく、ダブルエース」とたたえた。

 深沢と岡本を軸に戦った千葉大会。好機での一打が勝敗を分けた。

 「大事な場面での打席を何度も経験してきた」と言う山口は、奥田らとともに打線の中軸を担う。打率5割超えの吉岡、苅部が先陣を切って出塁し、足を絡めながら本塁を狙う。そこで中軸がここぞの一打を放ち、得点を後押しする王道スタイルだ。今大会準々決勝の千葉明徳戦では、1―1で迎えた延長十一回表、先頭打者が出塁すると犠打で無死二塁の好機に、山口の適時打で勝ち越した。

 決勝は、千葉大会史上初の延長十三回タイブレークでの決着になった。持丸監督が「選手たちは私が思う以上に『タイブレークに強いんだ』という気持ちを持っていた」と言うように、落ち着いた試合運びだった。

 十三回表の守備では、「二塁走者にスタートを切られるかもしれない」という遊撃手で主将の石井の冷静な声かけにより、岡本が牽制(けんせい)からの挟殺プレーで一塁走者をアウトに。勝ち越しを許さなかった。迎えたその裏、無死満塁で吉岡が右翼スタンドへのサヨナラ本塁打を放ち、甲子園行きを決めた。熱戦でも、冷静に試合を進めるチーム力も大きな武器だ。

 強豪がひしめく「戦国千葉」を勝ち抜き、さらに自信を深めたチームは、大会第4日の12日午前10時半から、今春の選抜大会準優勝の明豊(大分代表)と対戦する。まずは、悲願の「甲子園1勝」を目指す。(竹中美貴)

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