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北海、帯広農の特徴は? 担当記者が分析

2021年8月4日10時56分

 2年ぶりの開催となる夏の甲子園への切符を手にした南北海道代表の北海と、北北海道代表の帯広農。甲子園の舞台ではどのような戦いを見せてくれるのか。両チームの特徴を担当記者が紹介する。

 北海は今年で創部120周年を迎えた。夏の甲子園出場は今回で39回目となり、自校の全国最多記録を更新した。エース左腕の木村を中心に、伝統の堅い守備からリズムを作る。打線の強化が課題だったが、南北海道大会では練習の成果を発揮した。

 木村は縦横に動くスライダーをはじめ、変化球で三振をとれる。平川敦監督は、ピンチでも表情を変えず堂々と投げる度胸の良さを強みに挙げる。春からは増量に取り組み、「少ない力でも球に勢いが出る」と手応えを感じている。南北海道大会では6試合38回で53奪三振。プロ野球のスカウトの測定記録では最速150キロをマークした。

 野手陣も燃えている。昨秋の全道大会で優勝したとき、平川監督から「木村で勝った」と言われた。春の選抜大会では神戸国際大付を相手に2―3で延長十回サヨナラ負け。4番で主将の宮下は「勝負強さが足りなかった」と振り返る。夏に向けて練習の時間を増やしてきた。宮下や5番杉林は南北海道大会で打率5割超え。夏からスタメン入りした1番山田のほか、7番関も好調だ。

 さらに、決勝では木村を救援した吉野が3回無失点で逆転勝利を呼び込んだ。「木村がいなくても勝てるチームになってほしい」という平川監督の願いが結実した。

 強肩で木村をリードする大津、スタメン唯一の2年生小原など、全道各地から集った道産子に、尾崎など道外から進学した力強いメンバーが加わる。春はかなわなかった甲子園での勝利を目指す。(川村さくら)

     ◇

 39年ぶり2度目の優勝をつかみ取った帯広農。チームの成長を語る上で欠かせないのが、昨夏の甲子園交流試合だ。

 21世紀枠に選ばれた昨春の選抜大会はコロナ禍で中止。悔しさを味わったが、大会の代わりに行われた夏の甲子園での交流試合で、前年秋の関東大会を制した健大高崎(群馬県)を破り、甲子園で悲願の白星を挙げた。

 それでも、チームにはやり切れなさが残った。「今度は優勝して甲子園へ行く」。主将の佐伯らが中心となり「再び甲子園を目指す」という意味のスローガン「再甲(さいこう)」を掲げると、冬は打撃力の強化に励んだ。

 その成果が開花した北北海道大会だった。6試合全てで2桁安打を放ち、チーム打率は4割2分5厘。旭川実や旭川大など実力校を破って勝ち進んできた帯広大谷との決勝でも、計22安打と安定した打撃力を見せた。

 打線の中心は、交流試合でもベンチ入りした3年生4人。1番の西川は選球眼に優れ、2番の村中は長打も期待できる。4番には勝負強い佐伯が座り、5番の渋谷は今大会の打率が5割6分と急成長を見せた。3番の清水も、2年生ながら打率5割2分と好調だ。

 投手陣は2年生エース右腕の佐藤大が柱となり、水口、得地、武藤の3投手が控える。佐藤大は120キロ台の変化球を駆使した丁寧な制球が持ち味だ。

 「交流試合を経験して全員の心が強くなった。甲子園では支えてくれた人々に恩返ししたい」と佐伯。前田康晴監督も「最後まで諦めず貪欲に勝利を狙いたい」と意気込む。(佐野楓)

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