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都立校の活躍目立つ 高校野球西東京大会を振り返る

2021年8月4日10時10分 朝日新聞デジタル

 高校野球西東京大会は、第2シードの東海大菅生が第3シードの国学院久我山を破り、2017年以来の夏の甲子園出場を決めた。強豪校が前評判どおりに勝ち上がったと言える一方、春の都大会の上位に入ったシード校を都立校が撃破するなど、若き高校生の成長ぶりを見られた大会でもあった。

 決勝と準決勝は東京ドームで行われた。同球場での高校野球の公式戦は初めてのこと。東京五輪・パラリンピックで神宮球場が使えないための措置だった。

 決勝は、春の選抜大会で8強入りした東海大菅生が前評判通りの力を発揮した。国学院久我山に先取点を奪われたが、2本の本塁打などで好投手高橋を攻略し逆転で勝った。

 準決勝にはほかに、第1シードの日大三と、ノーシードから勝ち上がった世田谷学園が進んだ。日大三は国学院久我山に1点差で敗れたものの、2本の本塁打を放つなど追い詰めた。4強のうち3校が第1~3シード。春の時点の実力校が順調に成長し、夏も躍動する姿を見せた。

 一方、今夏は、比較的チーム力が低いとされがちな都立などがシード校を倒す試合が何度もあった。

 代表的なのは田無。新チームになった昨秋の都大会は1次予選で負けて本大会に出られず、今春はコロナ禍で秋の本大会出場校のみによる都大会になったことで出場できなかった。その田無が夏、シード校の専大付を破り4回戦に進んだ。狛江も同様に秋も春も本大会に出られなかったが、夏はシード校の八王子を退け、8強入りを果たした。

 両校に共通しているのが、昨秋や今春の悔しさから、真剣に練習に向き合ったことだ。田無は秋と春の監督交代を機に、練習の量を増やしたり、質を向上させたりした。狛江もコロナ禍で学校の校庭での全体練習時間が短くなるなか、狭い場所でもできる体幹トレーニングなどに努めた。

 狛江を破って4強入りした私立の世田谷学園も、昨秋も今春も1回戦負けした悔しさを晴らそうと、エースを中心に春から練習への姿勢が変わった。

 悔しさからの奮起――。優勝した東海大菅生にも同じことが言える。選抜に出場し、優勝候補の一角に挙げられながらも、8強で帰京した。悔しさを胸に練習を重ね、頂点に立った。

 いざ、甲子園。西東京の球児の思いを背に、東海大菅生は、どんな戦いを見せてくれるだろうか。

 ◆東東京大会はあす掲載します。(木村浩之)

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