専大松戸、初戦は明豊(大分)と対戦 高校野球第4日
2021年8月4日09時00分 朝日新聞デジタル
【千葉】第103回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が3日、オンラインで開かれた。専大松戸は大会第4日の第2試合で、大分代表の明豊と対戦することが決まった。大会は9日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕し、日程が順調に進めば、専大松戸の初戦は12日午前10時半から開始される。決勝は25日の予定。
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千葉県松戸市にある専大松戸校舎内の多目的ホール。専大松戸の石井詠己(えいき)主将(3年)は、部員やマネジャーら50人余りが見守る中、パソコンの画面に向き合った。
今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、抽選会は各校リモートでの参加となった。1都道府県から2校が出場する北海道と東京の抽選の後、残る45校が本抽選に臨んだ。
「専大松戸高校、42番です」
石井主将は、選んだ番号をはっきりと読み上げた。くじが引かれ、画面上のトーナメント表、大会第4日第2試合一塁側の枠に校名が入った。三塁側の枠に入っていたのは、明豊(大分)。今春の選抜大会準優勝校との対戦が決まった。
抽選終了後、持丸修一監督は「チームは千葉大会から緊張を解かずにめいっぱいやっているので、いい試合ができると思う。甲子園初勝利を松戸市民らにプレゼントしたい」と語った。(竹中美貴)