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広島に吹いた「祇園北旋風」 ノーシードから初の決勝へ

2021年8月2日10時28分

 (1日、高校野球広島大会 広島新庄12-0祇園北)

 「今までみんなに助けてもらってきた。ここで絶対に塁に出よう」。九回表、1死走者なし。祇園北の貞吉(さだよし)泰成君(3年)が打席に向かった。

 春の選抜大会に出場した強豪校・広島新庄は手ごわかった。序盤から猛攻を受け、0―12と大差をつけられた。でも、楽しむ気持ちは忘れなかった。「意地で1点を返そう」。攻撃前の円陣はみな笑顔だった。直球にだけ手を出すと決め、相手投手と向き合った。

 初球、狙い通りに来た高めのまっすぐをとらえた。ピタリとはまる感覚があり、勢いよくバットを振り抜いた。打球は左中間へ。一塁に到達すると笑みがこぼれた。しかし、後続が断たれて試合終了となった。

 「応援してくれた人たちにいい試合を見せたかった。悔しい」。この日、チームは力強い球を投げる相手投手陣を打ちあぐね、計3安打にとどまった。そんななか、3回戦以降は1安打と苦戦していた貞吉君が奮起した。初回にもチーム初ヒットを放った。

 祇園北は今大会、ノーシードから勝ち上がってきた。新チームで臨んだ昨秋の県大会は1回戦でコールド負けした。春は地区大会で敗れ、県大会に進めなかった。しかし、選手たちは腐ることなく練習と向き合った。今大会中、勝ちを重ねる中で自信が生まれ、チームは一つにまとまった。

 夏の広島大会で決勝に進出したのは、創部38年の歴史で初めてのことだ。「『祇園北旋風』と言ってもらえて、応援が本当に力になった。熱い夏でした」(宮城奈々)

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