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2年ぶりの高校野球兵庫大会を振り返る

2021年7月31日09時00分 朝日新聞デジタル

 第103回全国高校野球選手権兵庫大会は29日、神戸国際大付の4年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。新型コロナウイルスの感染拡大で中止になった昨夏を経て、2年ぶりの開催となった今大会を球場で取材した記者たちが「座談会形式」で振り返った。(まとめ・岡田健)

 ――決勝まで156試合。印象に残った試合やシーンは

 大下美倫(大) 男子部員数が18人でベンチ入り最大人数にも満たない和田山が、春夏通算5度の甲子園経験がある神戸弘陵に3回戦で0―2の善戦。監督は「(選手たちに)感謝しかない」。私も励まされた。

 松永和彦(松) 2回戦で報徳学園に25点を奪われて大敗した仁川学院だったが、監督は「新チームになって一番の試合」とたたえた。発足時には失策続きだったのが、この試合は2失策。勝ち負けがすべてではないと改めて感じた。

 ――コロナ下での大会開催。どんな工夫が

 西田有里(西) 吹奏楽の生演奏はなかったけど、事前収録の応援歌が球場に流れた。選手からの「うれしかった」が新鮮だった。

 大 大声を出しての応援ができなかった分、グラウンド内の声はよく聞こえた。双方のベンチから選手への「笑えー!」という声の応酬があったのにはクスッとさせられた。

 ――暑さ対策など選手の健康を守る取り組みはどうだったか。また、大会前半は突然の雷雨にしばしば見舞われた

 鈴木芳美 継投が当たり前になり、試合ごとに先発投手が代わるチームが増えた。勝ち進むには力がある複数投手が必要なのを再認識した。

 井岡諒(井) 給水タイムには水分補給できるし、体も冷やせて選手たちは助かったと思う。

 西 育英は1、2回戦とも雨天中止を経験。監督が「雨男は僕です」と笑いを誘っていた。

 ――2年ぶりの選手権大会にかけた選手の思いは

 松 昨夏の独自大会は8強を決めて終わった。そのためか選手からは「目標は甲子園」という言葉を多く聞いたように思う。

 井 「甲子園を目指せなかった先輩の分も」と話す選手が多かった。甲子園につながる大会に出られる喜びはひとしおだったのでは。

 西 優勝した神戸国際大付も「夏の甲子園を目指せなかった昨年の先輩たち、決勝で敗れた2年前の先輩たちの分まで」との思いで、甲子園への切符をつかんだ。今度は他の156チームの思いを背負って、夢の舞台で躍進して欲しい。

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まつなが・かずひこ 1978年生まれ。巨人の岡本和真選手がいた智弁学園(奈良)を担当。元球児

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すずき・よしみ 1966年生まれ。島根や和歌山など各地で高校野球を取材。プロ野球のチーム担当も

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いおか・りょう 1996年生まれ。高校野球の取材は3年目。昨年は前任地の熊本でメイン担当を務めた

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おおした・みのり 1996年生まれ。今夏の兵庫大会が、人生で初めて球場で見た野球の試合だった

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にしだ・ゆり 1995年生まれ。今春の選抜からメイン担当。吹奏楽部員として地方大会の応援を経験

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