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親子で目指した甲子園 4強入りにコーチの父から感謝

2021年7月30日14時02分

 (29日、高校野球愛知大会準決勝 享栄7-4大府)

 八回裏、大府の竹内裕人投手(3年)は再びマウンドに上がった。「自分のピッチングでもう一度流れを呼び寄せよう」

 2日前の準々決勝では、八回から登板し、その裏にチームは5得点。この日も、逆転への流れをつくるつもりだったが、先頭打者に二塁打を浴び、その後も適時打を許して2失点。さらに点差が開いた。

 それでも、逆転できると信じていた。九回表、ベンチには「(4番の)裕人に回せ」という声が響く。1点をかえし、無死満塁の絶好機で打順が回ってきた。流れは自分たちに向いているように思えた。

 力んだのか、打球は二飛に。「後ろがつないでくれる」。九回裏の守備に向け、準備をしたが、願いは届かなかった。

 大府の元投手で今は外部コーチを務める父・充さん(51)とともに甲子園に行きたいと、父の母校に進学。この日の朝は、「私学4強に真っ向勝負で挑んで、ベストプレーを尽くせ」と励まされた。

 竹内投手は「調子が悪いわけではなかった」。コーナーを突き、打ち取ることができていた。だが、打順が2巡目になるとつかまるようになり「相手が一枚上手だった」と話す。

 「悔しい気持ちが一番強い」と唇をかんだ竹内投手。でも、準決勝まで勝ち上がることができたのは、チーム一丸となり粘り強く戦ってきたからだ。「ここまでみんなと来られたのは大きな財産です」

 試合をスタンドから見守った充さんは「これまでは見えなかった甲子園への道を見せてくれて、親としてありがとうと言いたい」と、最後の夏を終えた息子を見つめて笑顔で話した。(松山紫乃、皆木香渚子)

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