石川大会優勝の小松大谷 知事らを表敬し健闘誓う
第103回全国高校野球選手権石川大会で36年ぶりに優勝を果たした小松大谷の選手らが29日、石川県庁と小松市役所を表敬訪問し、選手権大会での健闘を誓った。
「県代表としての自覚と責任を持ち、優勝旗を持ちかえれるように戦う」。木下仁緒主将(3年)は、少し緊張した面持ちで谷本正憲知事に述べた。西野貴裕監督は「最後まで戦いきれなかった球児の思いを胸に、甲子園優勝を目指す」と意気込んだ。
谷本知事は、熱中症や感染症対策に留意するよう伝え、「県民に感動を与えるような試合を展開してほしい」と激励。「握手できないのが残念だけど」と言いながら、選手や監督とグータッチをかわした。
選手らはその後、小松市役所も訪問し、宮橋勝栄市長から「大谷旋風を巻き起こして、小松市の皆さんに元気を与えていただきたい」と激励を受けた。
選手権大会は8月3日にオンライン形式の抽選会があり、9日に開幕予定だ。(小島弘之)