スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

主将「鉄から鋼の集団に」 五厘刈りににじむ覚悟と努力

2021年7月29日08時50分 朝日新聞デジタル

 (28日、高校野球京都大会決勝 京都国際6-4京都外大西)

 バットを極端に短く持ち、腰を低く落とす。京都外大西の花井慧汰主将の構えは独特だ。「打てる選手じゃないんで、投手の嫌がることを」と工夫した。

 1点を追う二回、1死満塁で打席に。2球で追い込まれたが「やられっぱなしで終われない」と粘る。6球目を引っ張って三遊間を抜き、同点の走者を迎え入れた。

 チームのスローガンは「鉄から鋼の集団に」。「金みたいな選手はいない。どこにでもある鉄ばかりだけど、熱して叩(たた)けば鋼になる。たくさん練習をして鍛えまくってきた」。誰より自分が率先した。

 春までは2年の松下隼一郎君が正捕手で、控えだったが「松下を刺激して育てようと、あいつの何十倍も練習して、気づいたら力が上がっていた」。夏は伝令役と覚悟し、円陣でなでてもらおうと五厘刈りにした頭はそのままだ。

 2点を追う九回無死一、二塁で送りバントを決め、一打同点の好機をつくった花井君。捕手の装具をつけて声援を送ったが、試合は終わった。「悔しい、という気持ちだけ。真っ白だった」。ヘルメットを脱ぎ、天を仰いだ。「またこの場所に立って、次は勝って泣けよ」。後輩たちにそんな言葉を残した。(大野宏)

関連記事

アクセスランキング

注目の動画

一覧へ