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高校野球、熊本工が地力見せる ノーシード校も躍進

2021年7月29日09時00分 朝日新聞デジタル

 コロナ禍による中止を経て2年ぶりに開催された第103回全国高校野球選手権熊本大会は、熊本工が2大会連続の甲子園出場を決めて閉幕した。55チーム(61校)が繰り広げた熱戦を振り返る。

 コロナ禍で練習試合などが制限され、チームづくりが難しく、他校の力も十分把握できないまま迎えた大会。シード校が敗れる波乱が続き、8強に残ったシード校は熊本工、八代工、八代の3校だけだった。

 ノーシードから創部以来初の決勝進出を果たし、準優勝した熊本北は、その象徴的な存在。3回戦で第1シードの東海大熊本星翔を1点に抑えて下して勢いに乗ると、準々決勝は八代清流にコールド勝ち。準決勝の有明戦では中盤まで6点リードされながら七回に打者一巡の攻撃で同点にすると、八、九回に長打に本盗などを絡めて加点し、鮮やかに逆転勝ちした。エース浜田(3年)は2回戦から準決勝までの4試合を完投した。

 シード校以外でも、2回戦から有力校同士の見応えのある対決が見られた。ともに昨年の県独自大会で地区優勝した有明と秀岳館の試合は、有明が四回に4長短打を集めて見事に逆転勝ち。140キロ台の球速を誇る左腕山田(3年)を擁する第6シード九州学院と、本格派の左腕松村(3年)が先発した文徳の対戦は息をのむ投手戦となり、文徳が1―0で九州学院を破った。

 甲佐・御船・矢部・高森が連合チームとして県内初の16強入りを果たしたのも目を引いた。コロナ禍の影響で約3カ月間、合同練習ができなかったというが、手堅い守備や連係プレーを見せ、2回戦では14安打で11点を奪いコールド勝ちする勢いを見せた。

 大会は54試合で本塁打は7本。効果的な長打も数多く見られたが、ここぞという場面での集中打が特に威力を発揮した。

 優勝した熊本工は3回戦、準々決勝は僅差(きんさ)の勝負となったが、準決勝、決勝では打線が爆発。準決勝の八代戦では二回に打者14人の猛攻で9点、決勝の熊本北戦でも五、六回に集中打で計13点を奪って勝負を決めるなど、伝統校の地力を発揮し、大会を制した。熊本大会5試合で74安打、48得点。1番打者古閑(3年)が5割6分5厘の打率を誇るのをはじめ、チーム打率は4割を超える。甲子園で活躍を期待したい。(屋代良樹)

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