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前回王者・履正社を「脚」で追い詰める 1点差で敗退

2021年7月27日13時11分 朝日新聞デジタル

 (26日、高校野球大阪大会 履正社2-1香里丘)

 「絶対決めてやる」。一回表、無死一、二塁のチャンス。香里丘の3番、森山友貴君(3年)に出たサインはセーフティーバント。カウント1―1からの3球目をサード前に転がし、俊足を飛ばして一塁を駆け抜けると、塁審の両手が大きく開いた。

 後続が倒れ、得点には結びつかなかった。だが、対戦した履正社の岡田龍生監督(60)は「あそこで、あと2、3本、打たれていたら負けていた」と話す。前回大会の王者を初回から追い詰めた。

 50メートルのタイムは6秒0で、陸上部にも負けない学校内一の俊足だ。最初から脚に自信があったわけではない。中学時のタイムは7秒台。高校に入って、トレーナーから教わった走り方や、瞬発力を鍛える練習を毎日行い、脚力を磨き続けた。4月に左腕を骨折したときも、「必ず夏に間に合わせる」と下半身のトレーニングを集中的にやってきた。

 この日は、エース左腕、井原幹太君(3年)の緩急を生かした投球で、履正社打線を八回まで2失点に抑えた。井原君はチーム内で森山君に次ぐ俊足で、試合前に「脚で攻めよう」と話し合っていた。

 井原君は六回に振り逃げと悪送球で、二塁に進塁。その後、内野ゴロで三塁まで進み、最後は遊ゴロの間に生還してノーヒットで1点をあげた。

 あと1点届かず敗れたが、森山君は「履正社とは思っていた以上に差はなかった。自分の足に自信を持って力を出せたので悔いはない」と目に涙はなかった。(寺沢知海)

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