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7月26日の高校野球 鳥取

2021年7月27日04時00分 朝日新聞デジタル

 鳥取大会は26日、鳥取県米子市のどらやきドラマチックパーク米子市民球場で準決勝2試合があり、鳥取商が八頭を、米子東が鳥取東をそれぞれ破り、決勝に進出した。決勝は28日、同球場である。

     ◇

 同点で迎えた五回裏、八頭の一番打者、川口真吾君(3年)に打席が回ってきた。走者はなく、ベンチからは「狙っていけーっ」と声が飛ぶ。ここまでエースの石井海音君(同)が鳥取商打線を相手に1点を許しながらも、追加点を許さずに踏ん張っていた。

 「打って楽にしてやりたい」。2球目の内角高めの直球を振り抜くと、打球は高い弾道で左翼フェンスを越えていった。

 「フルスイングすることしか考えていなかった。打った瞬間、入ると思った」

 勝ち越しに成功したが、直後の六回、再び同点に追いつかれた。八回は中堅へ飛んできた相手の大きな当たりを滑り込んで捕ろうとしたが、惜しくも勝ち越しの適時三塁打となってしまった。「(グラブに)『入れっ』と思ったが、ボールが転がっていってしまった」

 九回裏、2死二塁で九番打者が打席に入った。川口君は「自分に回してくれっ」と祈ったが、その願いは届かなかった。

 試合終了後、グラウンドに整列した。みんなで頭を下げた瞬間、「これで終わるんだ」と一気に感情がこみ上げ、思わず涙があふれた。「いいメンバー、仲間がいたからこんないい試合ができた。本当に感謝したい」

 完投した石井君も「八頭で野球ができて本当によかったし、楽しかった。ただこのメンバーでもっとやりたかった」と目を赤くはらしながら、笑った。(大久保直樹)

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