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教え子や後輩へ 高校野球、監督らの言葉

2021年7月27日09時00分 朝日新聞デジタル

 【岡山】倉敷商の優勝で幕を閉じた第103回全国高校野球選手権岡山大会。県内57校の思いも背負い、倉敷商は夏の甲子園へ進む。敗れ去った直後、監督が教え子に、主将が仲間にそれぞれ送ったメッセージを集めた。(小沢邦男、中村建太、吉川喬)

 ■邑久・藤原充基主将(3年)

(3―18和気閑谷=1回戦)

 昨夏に先輩6人が引退し、部員は自分だけになった。「やめたい」と思ったこともあったが、河野正和監督と2人でノックやキャッチボールを続けた。新入生が入部するのを待った。

 どの守備位置の選手が入ってもいいように、本職の外野に加えて投手と内野手の練習もした。ネットに向かって投げ込みを続けていた。そうしているうちに、野球経験者の谷有祥君(2年)が入部し、春には1年生9人が加わった。この夏は、ほかの部活の3人も助っ人に駆けつけてくれた。

 先発したが初回に8人の出塁を許し、点をとられた。12点を追う四回、1年生3人が連続出塁。「絶好機を作ってくれた。絶対に打つ」。初球の直球を振り抜くと、打球は中堅へと抜けていった。

 五回の打席も満塁だったが、今度は二塁へのゴロ。「投手として結果が出せなかった。申し訳ない」。悔しいが出場できたこと、精いっぱい戦えたことは満足している。「やれることはやった。後輩たちはもっと強くなれる。仲間を信じてつなぐ野球を」

 ■倉敷青陵・平松利文監督(59)

(8―10津山東=1回戦)

 打撃に力を入れてきた。8点取れたのは、成果の表れ。選手たちはよく打ってくれた。ただ点の取り合いになって「逃げ切ろう」との思いがあったかもしれない。相手のがむしゃらさに押し込まれてしまった。負けたとはいえ、3年生には自分たちの野球ができたことを今後の財産にしてもらいたい。2年生には、今日の悔しさを「何が何でも勝つ」という思いに変え、来年に臨んでほしい。

 ■岡山南・野本竜太監督(38)

(4―5岡山商大付=2回戦)

 (1回戦は九回4点差を逆転して勝利)。2回戦もしっかりとつなぐ野球をしよう、と心を一つにした。同点とされて次の1点を先に取りたかったが、気負いもあってか打球は詰まり、打ち取られた。ただ勝ち越されてもすぐ追いつき、「勝ちたい」という思いが最後まで尽きなかった。負けは監督の責任。こんなにすごい2試合を見せてくれて、学ばせてもらった。ありがとうと言いたい。

 ■興陽・奥山和典監督(52)

(1―2倉敷古城池=1回戦)

 守りからリズムを作る理想のゲームをしていたから、勝たせてやりたかった。コロナで夏前の一番大切な時期に、練習できなかったのは痛かった。(高山佑介主将が)選手宣誓に選ばれ、「みんなで勝つ」「昨年の先輩の分まで」とチームが一つになれた。この敗北は人生の通過点。3年生はこの悔しさを新しい道で生かしてほしい。

 ■備前緑陽・糸山飛雄馬監督(43)

(5―7津山=1回戦)

 チーム未到の2回戦突破を目指し、「歴史を塗り替えよう」と呼びかけてきた。負けたけれど、粘りを見せてくれた。いつもなら八、九回のピンチで崩れるところを、無失点でよく踏ん張った。緊急事態宣言で練習を中止した間も、オンラインでミーティングを重ね、野球への向き合い方を考え続けた。部活としては一区切りだが、学校生活は続く。3年生には「ずっと見てるよ。先輩として卒業までしっかり過ごせ」と伝えたい。

 ■高梁・山本悟朗監督(34)

(3―10玉野光南=1回戦)

 「自分たちのペースに持ち込もう」と伝えて試合に臨んだ。コロナ禍で練習不足は否めず、ここぞというところでの失策につながった。ただ、どのチームも状況は同じ。守りのミスは攻撃で取り返してくれた。ベンチも最後まで懸命に声を出していた。試合を楽しんでくれたと思う。3年生には負けた悔しさを忘れず、これからの人生にいかしてもらいたい。

 ■津山商・頭士真人監督(35)

(0―8岡山城東=1回戦)

 「自分たちの野球をしっかりと楽しんでくれ」と伝えて、選手をグラウンドに送った。(唯一の安打を放った)寒竹は当てるだけではなく、しっかりバットを振ってくれた。コロナ禍で思う存分に野球ができない時期もあったが、積み重ねてきたことは間違いなくこれからの人生の糧になる。2年前に監督に就任し、選手たちに学ばせてもらった。ありがとう、と伝えたい。

 ■笠岡工・近藤俊介監督(38)

(1―8玉島商=1回戦)

 併殺を取られた直後の守りで併殺を取りかえした。これまで頑張ってきたことを最後までやり切ろう。負けたとはいえ、そんな思いを出せた試合になった。3年生は自分が監督就任後初めて入学してきた子たち。始めは欲がなくて心配したが、勝ちたいという思いを育んでくれた。中盤まで試合はしっかりと形になっていた。何とか勝たせてあげたかった。

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