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小松大谷の優勝導く好リード 1年生で星稜に敗れた捕手

2021年7月26日18時42分

 (26日、高校野球石川大会決勝 小松大谷11-3金沢)

 七回2死一、二塁。小松大谷は、金沢の4番吉田龍生(3年)を迎えた。

 本塁打が出れば同点の場面。カウント2―2。「冷静に」。捕手の東出直也(同)は自分にそう言い聞かせた。ここは安易に直球でストライクを取りにいくのではなく、きわどいコースに変化球を1球投げるべきだ、と考えた。

 投手の岩野凌太(2年)に要求したのはフォーク。その通りの球が来た。空振り三振に打ち取った。

 2年前と同じことを繰り返さない――。脳裏に焼きつく苦い記憶がある。

 2019年夏、石川大会決勝。星稜を相手に同点で迎えた九回、2死満塁の場面で、マスクをかぶっていた東出は、カウント1―1から相手打者に4球連続ファウルで粘られた。

 焦らずに変化球で外すべきでは――。そう思ったが、当時はまだ1年生。負傷した正捕手の代わりに出場していた東出は「とにかく球を捕ることに必死だった」。バッテリーが選んだのは直球。芯で捉えられ、勝ち越し満塁本塁打に。甲子園出場を目前で逃した。

 焦らず、冷静に、もう1球外角にスライダーを投げさせていれば……。あの時のような後悔はするまい。そうかみしめながら挑んだこの夏だった。

 東出は、「名捕手への道のりノート」と題するノートを1年生の頃から作っている。野球に関わる印象に残った事柄や言葉を記録している。

 そこには、捕手だった先輩から言われた言葉が刻まれている。

 「捕手はいかなる時も冷静に判断する」(敬称略)(小島弘之)

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