スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

聖光学院の記録を止めた光南エース 決勝でサヨナラ負け

2021年7月26日13時51分

 (25日、高校野球福島大会決勝 日大東北5-4光南)

 九回2死二塁。光南のエース星勇志(3年)が投じた112球目。得意のスライダーを投げたが、真ん中甘めに入った。打球は中堅へ。「打ち取った」。そう思った矢先、打球は伸びて、中堅手を越え、サヨナラ安打に。その瞬間、マウンドにしゃがみこみ、しばらく立ち上がることができなかった。

 今大会、決勝までの5試合すべてに登板。33回を投げ、2失点奪三振24。準々決勝では14大会連続の全国選手権大会出場をめざす聖光学院の打線をスライダーを武器に5安打1失点に抑え、準決勝でも完封。昨夏の独自大会に続く決勝進出に貢献した。

 決勝も、「スライダーをなかなか捉えきれなかった」と日大東北の宗像忠典監督が評するとおり、スライダーがさえ、三回までは三塁を踏ませなかった。ただ、2巡目以降、徐々に捉えられ始め、七回に勝ち越しを許した。「同じ攻め方になってしまった。もう少し工夫していたら……」。それでも、1点を追う九回に同点本塁打を放ち、意地を見せた。

 試合後、「勝ちたかった」と悔しさをにじませた。ただ、夏の絶対的な王者の聖光学院を破った左腕の投球は光南に新たな歴史を刻んだ。(滝口信之)

     ◇

 八回表二死、1点を追う光南の4番小林貫大(2年)は、初球の変化球を強打。「二遊間を抜ける」と思った当たりは、二塁手の好捕に阻まれた。試合後、目を赤くし「3年生のためになんとかしたかったが、力不足だった」と肩を落とした。

 渋谷武史監督に持ち前の長打力と「3年生にも負けない気持ちの強さ」を買われ、春から中軸を担う。今大会も準決勝までの5試合で7安打3打点の活躍を見せた。この日も一回表、1死二塁、三塁の好機で初球の高めの変化球を右翼へはじき返し、先取点につなげた。ただ、三回以降、日大東北の吉田達也投手(3年)が調子を戻すと、緩急と高低差を生かした投球術に三回の打席は右飛、五回も三振に倒れた。

 この夏、3年生と甲子園まであと一歩のところにたどり着いた。「先輩たちが受け継いできた泥臭さ、粘り強さを受け継ぎ、自分たちの代らしいチームでまた挑みたい」。新チームを見据え、赤い目には新たな力がこもっていた。(古庄暢)

関連記事

アクセスランキング

注目の動画

一覧へ