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7月24日の高校野球 富山

2021年7月25日04時00分 朝日新聞デジタル

 富山大会は24日、準々決勝があり、4強が決まった。高岡商は富山北部・水橋にコールド勝ち。高岡第一は氷見、砺波工は石動、富山商は富山第一にそれぞれ逆転勝ちした。準決勝は27日に富山市民球場であり、高岡商が富山商、高岡第一が砺波工と対戦する。

     ◇

 6点を追う九回表、無死一塁。富山第一の辻航輝(こうき)君(3年)に打席が回った。「自分のバットで何とかしたい」。初球を積極的に狙ったが、打球は中堅手のグラブに収まった。チームはその後、2点を返す粘りを見せたがゲームセット。主将として、チームを支えた最後の夏が終わった。

 新チーム結成時、「自分が引っ張る」と立候補して主将になった。だが、試合では結果を出せない日々が続いた。プレッシャーのかかる場面でミスをして、負けたこともあった。「主将としての役割を果たせていない」。悩んだときは同級生らに相談しながら、何とかチームを支えてきた。

 今大会は「思い切ってプレーをしよう」と試合に臨んだ。2、3回戦ではいずれも先頭打者本塁打。打撃でチームを引っ張った。特に、3回戦の富山東との試合では八回に逆転三塁打を放ち、勝利に導いた。

 この日の相手は伝統校の富山商。一回に3点を挙げてリードするが、追加点が奪えない。辻君も力んだのか安打が出ず、六回に逆転された。だが、ピンチのたびにグラウンド上で「必ず逆転できる。自分の力を信じて」と仲間を励まし続けた。

 黒田学監督は「最後の夏、たくましい選手になってくれた。勝っていい思いをさせてやりたかった」。辻君は「このメンバーで勝ちたかったけど、今までやってきたことを出し切れた。支えてくれた人に感謝したい」と振り返った。(井潟克弘)

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