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長野大会 振り返って

2021年7月25日09時00分 朝日新聞デジタル

 五つの連合チームを含む77チーム(86校)が参加した第103回全国高校野球選手権長野大会は23日、松商学園の優勝で閉幕した。2年ぶりの大会は新型コロナ禍の中での開催で、例年とは違ったものとなった。大会の印象的な場面を振り返る。

 Aシード8チームが全て準々決勝まで勝ち進み、「8強」を占めた。さらに準決勝に残った4強も春の県大会と同じ。夏の大会も強豪が安定した戦いぶりを見せた。

 4強の内訳は北信勢1チーム、南信勢2チーム、中信勢1チーム。結果として、春夏と2大会続けて東信勢が4強入りを逃した。選抜大会出場の上田西は8強にとどまった。

 3年生にとって最後の大会という、夏ならではの緊迫感を見る場面がいくつもあった。

 佐久長聖は4回戦までの3試合全てで零封勝ち。しかもコールドで勝ち上がる強さを見せ、優勝候補の一角だった。しかし、準々決勝は岡谷南との投手戦に0―1で敗れた。失点は大会を通じ、わずか1。その1失点に涙をのんだ。

 松本美須々ケ丘は1回戦で、甲子園出場経験もある東海大諏訪に1―0で勝利。エースが強豪私学を完封してみせた。岡谷南は4回戦の松本国際戦で、2点のリードを許して九回2死まで追い詰められたが、2年生が逆転の3点本塁打。諦めない高校生の姿が、見る者の胸を熱くした。

 松本美須々ケ丘の太田創士主将(3年)は、3日の開会式での選手宣誓でこう言った。「先輩方の夢、そして思いは、今年、私たちに託されました」

 昨年の第102回大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、中止を余儀なくされた。今年は2年ぶりの開催が決まったものの、開会式は無観客、試合でも観客席からの声援や楽器演奏のない静かな大会となった。

 他県では、野球部員らのウイルス感染による休校で出場を辞退せざるを得なかったチームもあった。見えないウイルスに対する警戒を緩められない中、参加全チームがグラウンドで大会を終えられた。試合ができる喜びを改めて感じた夏になった。(高億翔)

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