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7月23日の高校野球 群馬

2021年7月24日04時00分

 群馬大会は第12日の23日、上毛新聞敷島球場で準々決勝2試合があった。太田はタイブレークの延長十三回に劇的な逆転サヨナラ勝ちで27年ぶりの4強進出。利根商は8回コールド勝ちで17年ぶりの4強進出を決めた。準決勝2試合は25日に同球場で行われる。

     ◇

 延長十三回裏。1点差を追う後攻の太田は、タイブレークの走者を一、二塁において、4番の川緑健太(3年)が打席に入った。

 「自分が打って決めるんだ。考えずに振るだけ」。そう強打すると、打球は左翼へ。2人が生還して、ベンチから選手が一斉に飛び出した。

 樹徳との準々決勝は、スコアボードに0が並ぶ緊迫した試合だった。互いの投手が好投して、あと1本を許さない。我慢の試合で最後に勝利に導いたのは、仲間を信じる言葉だった。

 太田は延長十三回表に1点を入れられていた。後攻の岡田友希監督は、確実に点を取るため、実は打席の川緑に犠打を考えていた。 しかし、先発して好投した主戦大舘陽七薫(ひなた)(3年)がベンチでこう進言した。「4番に打たせてやってください」。川緑の顔を見ると「打ちたいです」。

 川緑はこの日、好機に倒れていたが、岡田監督は「選手たちに賭けてみよう」と腹を決めた。自身が4番だった球児のときに悔しい思いをした経験も決断を後押しした。

 「打った球は分かりません」と川緑。途中で足をつった主将の沢田大和が交代を余儀なくされたことも大きかった。「ずっとチームをまとめてくれた主将のためにも、一緒に上に行きたい」。苦しい試合だったが、1点を争う好ゲームができたことがうれしい。

 春はベスト4で止まったが、仲間との夏は続く。(張春穎)

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